「第29回彩の国野球フェスティバル」で子どもたちに投球フォームを指導する巨人・育成5位の山村学園・西川(撮影・千葉一成)

巨人の育成ドラフト5位山村学園・西川歩投手(17)が14日、かつてのライバルとの共闘を誓った。大宮公園で行われた「彩の国野球フェスティバル」に参加。埼玉県内の約200名の中学生に技術指導を行ったほか、サインにも気さくに応じるなど、終始リラックスした様子を見せた。15日に誕生日を迎える左腕は「成人するので危ないことはできない。健康に気を使っていきたい」と18歳の誓いを立てた。

今夏の県大会では、準決勝で巨人ドラフト1位の石塚裕惺内野手(18)擁する花咲徳栄に敗れた。その石塚とチームメートになる。「(石塚が)徳栄のユニホーム着ちゃうと怖くて」としつつも「本当にいい人で。野手とピッチャーで違うんですけど、同じ埼玉県(の高校出身)として比べられると思うので。そういうところでやっぱライバルとして、まず石塚くんに背番号で追いつけるように。切磋琢磨(せっさたくま)して頑張りたい」と力を込めた。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【巨人】育成5位西川歩「18歳」の誓い「危ないことはできない」ドラ1石塚裕惺と「切磋琢磨」