全体練習に部分合流した札幌スパチョーク(撮影・保坂果那)

右太もも裏を痛めていた北海道コンサドーレ札幌MFスパチョーク(26)が14日、札幌・宮の沢での全体練習に部分合流した。3日のセレッソ大阪戦に向けた練習中に違和感を訴え、リハビリしていた。軽度の肉離れだったが「大丈夫」。完全合流をへて、12月1日アウェー・サンフレッチェ広島戦では3試合ぶり復帰を目指す。「ここからコンディションを上げる」と気合を入れる。

患部はもともと9月21日FC町田ゼルビア戦で負傷した。10月19日名古屋グランパス戦で途中出場して3試合ぶりに復帰していたが、再発した。今季は左右の太もも裏のケガなどで離脱と復帰を繰り返しているため、19試合2得点にとどまる。「自分の体のケアをしっかりやっているのに、こういう再発とかがあって、自分でも原因がわからない」と苦悩する。

逆転J1残留に向けて残り2試合での連勝が最低限の条件。攻撃陣として得点が求められ、タイ代表アタッカーの力が重要となる。「今年はケガが多く、なかなかチームに貢献できなくて申し訳ない。ここから2試合大事な試合が待っている。頑張ります」と誓った。【保坂果那】

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【札幌】MFスパチョークが全体練習に部分合流 今季残り2試合へ「大事な試合。頑張ります」