日本対オーストラリア 試合前、里崎氏(左)、古田氏(右)と言葉を交わす井端監督(撮影・垰建太)

台湾の地元メディアが、台風直撃の予報によりプレミア12・1次ラウンドの日程変更を検討する可能性があることを報じた。

12日に台湾の「三立新聞」が報じたもので、台湾のアマチュア球界を統括する中華民国野球協会の林宗成事務局長が、屋外球場での試合を中止して、屋内球場の台北ドームで1日2試合開催することを検討するよう要請したという。

侍ジャパンは今日14日に台湾へ移動し、15日から1次ラウンドを4試合行う予定。15日韓国戦と16日台湾戦は台北ドームでの開催だが、17日キューバ戦と18日ドミニカ共和国戦は、屋外の天母球場で開催。予報では、台風25号が16日から台湾を直撃し警報が発令する可能性があるため、同事務局長は昨年完成したばかりの台北ドームをフル活用する案を提案したという。

1球場2試合開催となれば、日本がデーゲームに変更されるケースも想定される。ナイター翌日にデーゲームとなる「ナイター・デー」も浮上。過去のプレミア12やWBCでは前例がなく、異例の事態となる。

一方で、台北ドームは今年3月に巨人が親善試合で使用。実際にプレーした戸郷や岡本和らから直接、雰囲気や打感などを聞き取りした上で、井端監督は「聞いた感じだと違和感なくやれると思う」と話していた。むしろ「外だと、台湾は風が強いんで、そこは警戒しないといけない」と、ドーム開催の方が日本にとって“追い風”となるかもしれない。判断は、今大会を主催するWBSCに委ねられる。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【プレミア12】台風直撃の予報により侍ジャパン日程変更の可能性 台湾地元メディア報道