契約更改交渉に臨んだ楽天酒居(撮影・高橋香奈)

楽天酒居知史(31)が13日、仙台市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、2400万円増の年俸8000万円の複数年契約でサインした。

大阪ガスから16年ドラフト2位でロッテに入団。19年オフにロッテにFA移籍した美馬の人的補償で楽天に加入。プロ8年目の今季は49試合に登板し、防御率2・33。6月には100ホールドを達成するなど、中継ぎの中枢を担った。

「昨年、こういう場で『100ホールドというのは通過点』というお話をさせていただいて、実際、達成できて少しホッとした部分と、これから頑張っていかないといけない部分があって身が引き締まった思いもしました」。

11日には今季取得した国内FA権を行使せずに残留することを表明。「実績を積ませていただけたことに感謝していますし、楽天に来て成長した部分がすごくあるので、そういった意味で感謝の気持ちでいっぱいです」と言葉をかみしめた。

チームは3年連続のBクラス。悔しさもあった。「『まだ32歳(来季)』と思っているので、これからもっともっと長くやるためには、まだまだ向上心を持って成長していかないといけない」。まだまだ進化を続ける。(金額は推定)

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【楽天】FA行使せず残留の酒居知史、2400万円増の年俸8000万円の複数年契約でサイン