紅白戦を見つめる阪神藤川監督(撮影・藤尾明華)

<阪神紅白戦>◇9日◇高知・安芸

阪神が9日、高知秋季キャンプ2度目の紅白戦を開催した。1回表、紅組1番の佐藤輝明内野手(25)が白組先発の津田からライナーで右翼フェンス直撃の二塁打。1死二塁から井坪陽生外野手(19)が左翼線に先制の適時二塁打を決めた。 前回3日の紅白戦はスコアレスドロー。藤川球児監督(44)就任後の実戦でチーム初得点となった。

阪神藤川監督の一問一答は以下の通り。

   ◇   ◇   ◇

-初回1番佐藤輝に快音

「バットの出方とか、やろうとしている部分で。佐藤がそれができたかどうかは、本人に聞いてもらったらいいかなと思いますけど。中野とか島田とか小幡とか、今取り組んでいることの方の結果が出たのかなという気はします」

-1番で結果を出した

「今日は津田が(相手)先発でしたけど、立ち上がりのフォークが抜けたところを完全に打つというところ。何が課題かは言わないですけど、それ(成果)は少し見ることはできたんじゃないですかね」

-投手目線として初回先頭に佐藤輝が来ると嫌か

「投手のタイプによるんじゃないですか? 僕抑えですよ、最後にマウンドに立つ(笑い)。古い記憶をよみがえらせないといけないですね。まあ、それよりはどうでしょう。その後の守備も見ていたんですけど、1つずつスイッチが入った状態で守れていたところも含めて、すごくいいキャンプの取り組みなんじゃないですかね」

-栄枝は打力を発揮

「打ったのは佐藤蓮からですか。そういう部分では2軍で組んでいるでしょうから、慣れている部分であの対応ができた部分があるんですけど、ああいう場面で打つのは彼にとってはアピールになったのかもしれません」

-アルナエスが初実戦で初安打

「ハッハッハ(笑い)。まあ、機嫌良くやってくれればいいかなというところで。今日、明日というところではないですから」

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【阪神】藤川監督「すごくいいキャンプの取り組み」佐藤輝明が1番で結果 守備も評価/一問一答