ロングティー打撃を行う阪神アルナエス(撮影・加藤哉)

阪神ジーン・アルナエス内野手(22)が9日の紅白戦で実戦デビューを果たす。紅組の「9番・指名打者」で出場予定。パナマ出身の22歳がついにベールを脱ぐ。自身初となる日本人投手との対戦に「こういう機会をもらえたことがすごくうれしい。慣れることが一番大事。早くフォームや球筋も含めて、慣れるような時間にしたい」と意気込んだ。

9月29日に育成選手として加入し、すでにチームにも溶け込んでいる。6日の休日前には歓迎会を開いてもらったという。「特別な時間になりましたし、すごく自分に接してくれる。その時に日本語も覚える機会がたくさんあって、文化を知る意味ではすごくいい機会になったよ」。新たなチームメートと食事を囲み、交流を深めた。今後は母国パナマのウインターリーグに出場見込みで、実戦の中で支配下登録へとアピールする。

<9日紅白戦のオーダー>

【紅組】

1番 佐藤輝(三)

2番 前川(左)

3番 井坪(中)

4番 井上(一)

5番 野口(右)

6番 栄枝(捕)

7番 熊谷(二)

8番 山田(遊)

9番 アルナエス(指)

【白組】

1番 中野(二)

2番 小幡(遊)

3番 高寺(三)

4番 小野寺(中)

5番 豊田(左)

6番 島田(指)

7番 戸井(一)

8番 福島(右)

9番 藤田(捕)

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【阪神】アルナエス9日実戦デビュー「フォームや球筋含めて、慣れる時間に」6日には歓迎会