【西武】前監督の松井稼頭央氏が女子サッカーWEリーグでキックイン「来年何をするかは…」
西武前監督の松井稼頭央氏(49)が6日、東京・味の素フィールド西が丘で行われた女子サッカー「WEリーグ」の1次リーグ、日テレ東京V-広島で試合前にキックインセレモニーを行った。
日テレ東京VのDF岩清水梓(38)のオファーがあり実現。「5メートルか、難しいな」と念入りに準備をし、ヴェルディのマスコット「リヴェルン」とも交流を図りながら、いざ本番へ。西武での現役時代と同じ背番号7の緑のユニホームをまとって登場した。
西武時代のユニホームやグッズを持つファンが訪れ、両チームのサポーターから「稼頭央」コールも起こる中、大役を成し遂げた。「気合入れて蹴りすぎましたね。でも良かったと思います。応援もありがたかったです。こういう機会をいただけて良かったです」と笑顔。試合もカイロを持ちながらフル観戦し「熱くなるような試合展開でした」と1-1の試合を振り返った。
現役時代は日米通算2705安打をマーク。西武の1軍監督として就任2年目だった今季は、前半戦が終わったタイミングで成績不振に伴って休養となり、シーズン後には今季限りでの退団が決定した。公の場での報道対応は、5月26日の休養決定直後以来のこととなった。
この先については「来年何をするかっていうのはまだ全然決まっていませんし、決めていません。もちろん野球だけじゃなく、いろいろなスポーツも含めて、携わっていけたらなと思います」と話すにとどめた。【金子真仁】