巨人杉内投手コーチ(2021年2月8日撮影)

巨人杉内俊哉投手チーフコーチ(44)が現役引退を表明したソフトバンク和田を労った。前日4日にユニホームを脱ぐ報告を電話で受けた。川崎市・ジャイアンツ球場で秋季練習後、「引退は正直寂しいけど、よく頑張ったなと思います」と思いを語った。

03年から11年まで前身のダイエーも含め9年間、ソフトバンクで一緒にプレーした。同学年で「松坂世代」を代表する左腕同士。盟友でありライバルとして高め合った。とにかく走り、多くの練習量をこなす和田の姿は今も印象に残っている。「彼と出会って僕の意識も変わったし、負けたくないっていうライバル、同級生が増えたことで、僕も今ここにいるというか、こうやってコーチとして、この場所にいると思う。本当に和田のおかげで、彼と出会ったから、ここまでの選手になれたと思います」と感謝の言葉を並べた。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【巨人】「松坂世代」杉内俊哉コーチ、盟友でライバルの引退和田毅へ「彼と出会い僕も今ここに」