川崎F対鹿島 前半、チーム3点目のゴールを決め喜び合う鹿島三竿(左)、鈴木(中央)、知念(撮影・垰建太)

<明治安田J1:川崎F1-3鹿島>◇第35節◇1日◇U等々力

鹿島アントラーズが、MF知念慶の古巣恩返し弾など3発で川崎フロンターレに快勝し、同クラブに対し14年ぶりのシーズン2勝を達成した。

今夏、鹿島に復帰した三竿は本職のボランチではなく、右サイドバックで出場。守備では川崎Fの左MFマルシーニョを封じるミッションを完遂し、攻めても前半28分に右サイドから左足のロングシュートをネットに突き刺した。

「守備をより意識して入ったので、あまり攻撃することはないかなと思っていた。あのタイミングで思い切って出て、点が入った。早く数字を出したいと思って加入したので、点が取れて良かったです」と笑みをこぼした。

川崎F相手には8年間、勝てていなかった。今季の前半にカシマスタジアムで勝ったのが9年ぶり。U等々力でも勝ち、実に14年ぶりとなるシーズン2勝に「チーム全体で流れを切ると話していた。それを達成できて良かった」と話した。【岩田千代巳】

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【鹿島】川崎F相手に14年ぶりシーズン2勝、三竿健斗が右サイドバックで復帰後初得点