報徳学園の今朝丸は穏やかな表情でチームメイトに囲まれながら指名を待つ(撮影・西尾就之)

<プロ野球ドラフト会議>◇24日

報徳学園(兵庫)の今朝丸裕喜投手(3年)が阪神から2位指名を受けた。

兵庫出身の今朝丸は「スピードが一番伸びた」と質にもこだわる最速151キロ直球にフォークなど多彩な変化球を組み合わせ、制球力も高い。

今夏は甲子園で1回戦敗退したものの、兵庫大会決勝では完封で同校を6年ぶりの夏聖地に導き、今春センバツでは2年連続準優勝。目標としていたU18日本代表の一員としては、台湾で行われたアジア選手権で決勝の先発マウンドに立った。

中学2年時からNPB入りへ強い希望を抱いていた。ドラフト前にプロでは「160キロを目指したい」と語っていた。

指名後の記者会見では憧れの選手は阪神才木浩人投手(25)だと明かした。チームメートには「支えてくれた。活躍して恩返ししたい」と感謝した。

同校があり約3年間通った西宮市に本拠地を置く阪神からの指名で大盛り上がり。ファンに向けては「1日でも早く1軍に上がれるようにがんばりますので、応援よろしくお願いします」とメッセージを送った。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【ドラフト】報徳学園・今朝丸裕喜は阪神2位指名「1日でも早く1軍に上がれるようにがんばる」