【巨人】逆転負けで阿部監督終戦「選手批判しないで。僕が勝たせてあげられなかった」/一問一答
<セ・CSファイナルステージ:巨人2-3DeNA>◇第6戦◇21日◇東京ドーム
巨人の24年シーズンが終わりを告げた。セ・リーグ王者として臨み、アドバンテージ含む3勝3敗で迎えた第6戦。阿部慎之助監督(45)は、中4日の戸郷翔征投手(24)を先発に指名し、8回のマウンドからは菅野智之投手(35)を中継ぎとして送り込んだ。大接戦の末に土壇場での1点で敗れ、07年、14年に続いて、リーグ優勝を収めながらCSファイナルでの敗退が決まった。阿部監督は選手に最大限の敬意を示しながら、悔しさを語った。日本シリーズ進出を逃したチームは、25年シーズンこそ日本一を目指す。
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以下阿部監督一問一答
-振り返って
「勝たせてあげられなかった。申し訳ないわ…。それが一番ですね」
-監督として悔しい部分があるとすれば
「やっぱりこういう難しいポストシーズン、勝たせてあげられなかったっていうのが…うん、一番ですね」
-短期決戦6試合で難しかったことは
「調整もそうだし、なかなか思うように機能しなかったなというのもあったし、させてあげられなかったなというのもあった。そこは今のところの反省点ですね」
-菅野リリーフ
「そうだね。いまミーティングをやったんだけど、総力戦でいってこれが現実だから。優勝した自信というのは持っていて欲しいし、こういう難しいゲームを勝てなかったという悔しさは、必ず来年につなげて欲しいというのは言って今終わったんだけど、それしかないので。いろんな分析だったり、自問自答してくれというのは言いました」
-キャンプからの成長を感じた1年だった
「結果が全てのプロ野球だし、ここでゼロにはならないと思うけど、成長したところも、たくさんあったのかなって。収穫もたくさんあったんで。選手は批判しないであげて。僕が勝たせてあげられなかったので、そっちの批判は受けます」
-あと1歩
「そうだね、最初と最後、そんな感じだったね。形はつくってったりして序盤はなかなかタイムリーが出なかったりとか。なんか、最後同じになっちゃったなと思ってね」
-CSファイナル初戦から3連敗が
「そこが、やっぱ響いちゃいますよね。だけどこうやって逆王手までいったということも、すごい収穫だと思いますし。負けた悔しさはね、その何十倍もあるんですけど」