横浜FC対鹿児島 サポーターと勝利を喜ぶ横浜FCジョアン・パウロ(左)と小川(撮影・野上伸悟)

<明治安田J2:横浜FC1-0鹿児島>◇第34節◇6日◇ニッパツ

横浜FCが鹿児島を1-0で下し、2季ぶりJ1昇格に王手をかけた。

3位の長崎が大分に勝利したため、この日のJ1昇格はお預けとなったが、次節の19日のアウェーでのベガルタ戦に勝てば、2季ぶりのJ1昇格が決定する。

横浜FCは前半16分、得意のセットプレーの流れから、MF小川慶治朗が、FWジョアン・パウロのシュートのこぼれ球に反応しネットを揺らし先制。その後、押し込む中で追加点を奪えなかったが、1点を守り切った。

横浜FCの四方田修平監督は「入りは良く、先取点が取れるまでは良かった。それ以降は攻守の狙いは出せなかったゲーム」と振り返った。後半は、降格圏にいる鹿児島の気迫に攻撃のリズムが出せなかった。「うまくいかない試合もあるが、まさにそういうゲーム。ハードワークして最後は守り切ったところは選手がよくやってくれた。勝ち点3を取れたことは評価したい」と、内容が悪くても勝ち点3を積み上げたことは評価した。次節は自力での昇格がある。「次は自力で決められるので、はっきり自分たちで決めたい。結果を出すためには内容が伴わないと付いてこない。厳しいアウェーゲームになるが、しっかり準備したい」と話した。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【横浜FC】J3降格圏の鹿児島に競り勝ち2季ぶりJ1昇格へ王手、MF小川慶治朗が決勝弾