◼️出演者プロフィール ロビン・ティチアーティ(指揮) Robin Ticciati, Conductor 2017年よりベルリン・ドイツ交響楽団の音楽監督、2014年よりグラインドボーン音楽祭の音楽監督を務める。2009年から18年までスコットランド室内管弦楽団の首席指揮者を務めた。 これまでにバイエルン放送響、ロンドン・フィル、ヨーロッパ室内管等に定期的に客演しているほか、近年では、ウィーン・フィル、ロンドン響、ロイヤル・コンセルトヘボウ管、フランス国立管、フィラデルフィア管等と共演している。録音も数多く、スコットランド室内管、バンベルク響、ベルリン・ドイツ響等との各ディスクは高く評価されている。今シーズンは、ベルリン・フィルとオスロ・フィルにデビューするほか、ベルリン国立歌劇場でもデビュー予定。 ロンドン生まれ。ヴァイオリン、ピアノ、パーカッションを学び、15歳で指揮者に転向。サー・コリン・デイヴィスとサー・サイモン・ラトルに師事した。英国王立音楽院の「サー・コリン・デイヴィス指揮フェロー」の地位に就いている。2019年、音楽界での貢献が認められ、英国王室より大英帝国勲章(OBE)を授与された。
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団 London Philharmonic orchestra 1932年にサー・トーマス・ビーチャムにより創設。以来、世界有数のオーケストラとして称賛されている。ロンドンのロイヤル・フェスティバル・ホールを拠点とし、イギリス国内外へのツアーも行うなど世界中の観客を前に演奏している。 毎年夏にはグラインドボーン音楽祭のレジデントとしてオペラ公演を行っており、その模様はオンライン配信やTV放送等で視聴されている。ライヴ、スタジオ録音を独自レーベルからリリース。オンラインでは毎月1,500万回以上再生されており、世界で最もストリーミングされているオーケストラである。 これまでの首席指揮者には、ベルナルト・ハイティンク、サー・ゲオルク・ショルティ、クラウス・テンシュテット、クルト・マズアといった歴史的な名指揮者たちが名を連ねている。2021年には、エドワード・ガードナーが第13代首席指揮者に就任。2007年から21年まで首席指揮者を務めたウラディーミル・ユロフスキは名誉指揮者となった。現在、首席客演指揮者はカリーナ・カネラキス、コンポーザー・イン・レジデンスはタニア・レオン。
辻井伸行(ピアノ) Nobuyuki Tsujii, Piano 2009年「第13回ヴァン・クライバーン国際ピアノ・コンクール」で日本人として初優勝して以来、国際的に活躍している。2011年、ニューヨーク、カーネギーホール主催のリサイタルで驚異的な大成功を収め、以後定期的に同ホールの主催公演に招聘されているほか、ロンドン、ウィーン、パリ、ミラノなど、世界の主要都市でのリサイタルやオーケストラとの共演はいずれも高い評価を受け、欧米の主要コンサートホールや主催者からの出演依頼が数多く寄せられている。また、著名な指揮者や世界的オーケストラからも高く評価されており、ユロフスキ指揮ロンドン・フィル、ケント・ナガノ指揮ハンブルク・フィルなど、著名オーケストラの日本ツアーのソリストに数多く抜擢されているほか、欧米の一流オーケストラの定期公演にもたびたび招聘されている。2024年以降もニューヨーク、ロンドン、パリ、シドニーをはじめとする主要都市での公演や世界的オーケストラとの共演が数多く予定されており、日本を代表するピアニストとしてさらなる飛躍が期待されている。