海を守る行動に関する調査2023

環境・社会・人に優しい製品を取り扱い、健康的なライフスタイルの提案を行っている『エシカミー』(https://ethicame.com/)(運営会社:株式会社ピー・エス・インターナショナル、本社:東京都港区、代表取締役会長兼CEO 浜口直太、代表取締役社長兼COO 北川 睦子)は、2023年3月7日~3月8日の2日間、全国の15歳~69歳の男女を対象に「海を守る行動に関する調査」を実施し、1,000名の有効サンプルを集計しました。(調査協力機関:ネットエイジア株式会社)

 
[調査結果]
「SDGs」と「エシカルなライフスタイル」について
■日本にとって喫緊の課題だと思うSDGsテーマ 1位「すべての人に健康と福祉を」
 関心が高い・学びたい課題だと思うSDGsテーマ 2位「働きがいも経済成長も」、1位は?
■ひとりひとりの日常生活の変化が求められる課題だと思うSDGsテーマ 1位「つくる責任、つかう責任」
 10代と40代では「海の豊かさを守ろう」が1位

全国の15歳~69歳の男女1,000名(全回答者)に、“SDGs”(※)について質問しました。
※Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標):2015年9月の国連サミットで加盟国の全会一致で採択された、2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す国際目標を指し、17の目標(ゴール)が掲げられています。

まず、【日本にとって喫緊の課題だ】では、“SDGs”のどの目標(ゴール)が自身の考えとしてあてはまるか聞いたところ、「すべての人に健康と福祉を」(30.7%)が最も高くなりました。あらゆる年齢のすべての人々の健康的な生活を確保し福祉を促進することで、心身ともに健康で幸せな生活を送れるようになることを目指す目標が1位でした。次いで高くなったのは、「住み続けられるまちづくりを」(30.2%)、「貧困をなくそう」(29.7%)、「働きがいも経済成長も」(28.2%)、「気候変動に具体的な対策を」(26.9%)、「海の豊かさを守ろう」(25.7%)でした。

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【関心が高い・学びたい課題だ】では、「すべての人に健康と福祉を」(20.6%)が最も高くなり、「働きがいも経済成長も」(20.0%)、「貧困をなくそう」(19.4%)、「住み続けられるまちづくりを」(17.7%)、「気候変動に具体的な対策を」(16.7%)、「質の高い教育をみんなに」(16.5%)が続きました。

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【ひとりひとりの日常生活の変化が求められる課題だ】では、「つくる責任、つかう責任」(23.0%)が最も高くなり、「海の豊かさを守ろう」(21.3%)、「住み続けられるまちづくりを」(20.6%)、「気候変動に具体的な対策を」(19.5%)、「すべての人に健康と福祉を」(18.3%)、「エネルギーをみんなに。そしてクリーンに」(18.1%)が続きました。
年代別にみると、10代と40代では「海の豊かさを守ろう」(10代22.3%、40代23.2%)が1位、20代では「住み続けられるまちづくりを」と「ジェンダー平等を実現しよう」(いずれも17.5%)が同率1位でした。

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■既に取り組みに参加しているSDGsテーマ 1位「つくる責任、つかう責任」2位「海の豊かさを守ろう」
 今後取り組みに参加したいSDGsテーマ 1位「住み続けられるまちづくりを」2位「つくる責任、つかう責任」

また、【既に取り組みに参加しているSDGs】では、“SDGs”のどの目標(ゴール)が自身の状況としてあてはまるか聞いたところ、「つくる責任、つかう責任」(14.0%)が最も高くなりました。普段の生活でリサイクルやリユースを心がけたり、環境問題に配慮した行動をしたりするなど、持続可能な消費生産形態を確保するための取り組みを実践している人が多いようです。次いで高くなったのは、「海の豊かさを守ろう」(8.8%)、「住み続けられるまちづくりを」(8.5%)、「気候変動に具体的な対策を」(8.0%)、「ジェンダー平等を実現しよう」(7.5%)でした。

【今後取り組みに参加したいSDGs】では、「住み続けられるまちづくりを」(14.0%)が最も高くなり、「つくる責任、つかう責任」(12.4%)、「すべての人に健康と福祉を」「気候変動に具体的な対策を」(いずれも12.3%)、「海の豊かさを守ろう」(12.1%)が続きました。

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■「エシカル消費を行ったことがある」4割強、60代では約6割と高い傾向
 「エシカルな商品を買いたいのに、店頭になかったことがある」3割強
 「エシカルな商品を買いたいのに、売り場がわからないことがある」4割強

次に、“エシカル消費”に関する経験や意識について質問しました。エシカル消費とは、環境・社会・人に配慮した消費行動のことをいいます。

全回答者(1,000名)に、エシカル消費を行ったことがあるか聞いたところ、「ある」は42.4%、「ない」は57.6%となりました。環境・社会・人に配慮した商品の購入経験がある人は少なくないようです。
年代別にみると、「ある」と回答した人の割合が最も高くなったのは60代(57.8%)でした。

エシカルな商品を買いたいのに、店頭になかったことがあるか聞いたところ、「ある」は32.2%、「ない」は67.8%、エシカルな商品を買いたいのに、売り場がわからないことがあるか聞いたところ、「ある」は42.9%、「ない」は57.1%となりました。
年代別にみると、「ある」と回答した人の割合は、“店頭になかったことがある”と“売り場がわからないことがある”のいずれも60代(順に44.6%、56.0%)が最も高くなりました。

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「海を守る行動」について
■「海(海洋環境)は危機に瀕していると思う」7割半
■「海は自身にとって掛け替えのない存在」6割、「自身のくらしに海の恵みは欠かせない」7割

海に関する意識や経験、海を守るための行動について質問しました。

全回答者(1,000名)に、海(海洋環境)は危機に瀕していると思うか聞いたところ、「そう思う」は73.5%、「そう思わない」は26.5%となりました。大多数の人が、海洋汚染の深刻化など、海洋環境が危機的な状況にあると感じているようです。

また、海に関する意識について聞いたところ、【海は自身にとって掛け替えのない存在だと思うか】では「そう思う」は59.1%、「そう思わない」は40.9%、【自身のくらしに海の恵みは欠かせないと思うか】では「そう思う」は69.8%、「そう思わない」は30.2%となりました。

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■「海を守りたいと思う」8割、素敵な想い出がある人や海デートが好きな人では9割以上に
■「“海を守る行動”を積極的に日常生活に取り入れている」3割、マリンスポーツが好きな人では5割以上に

海を守りたいと思うか聞いたところ、「そう思う」は79.6%、「そう思わない」は20.4%となりました。“海を守る”とは“海の豊かさを守る(水産資源の枯渇を防ぐ、海の汚染を防ぐなど)”ことをいいます。大多数の人が、海洋環境を保全し、掛け替えのない海を大切にしていきたいと考えていることがわかりました。
美しい海を舞台にした素敵な想い出がある人(418名)では「そう思う」は93.8%、海デートが好きな人(459名)では「そう思う」は91.9%となりました。

“海を守る行動”を積極的に日常生活に取り入れているか聞いたところ、「取り入れている」は30.9%、「取り入れていない」は69.1%となりました。
年代別にみると、「取り入れている」と回答した人の割合は、10代(34.3%)が最も高くなり、30代(33.3%)、60代(30.1%)が続きました。
また、マリンスポーツが好きな人(265名)では、「取り入れている」と回答した人の割合は50.6%と半数を超えました。

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■マイクロプラスチック問題を詳しく知っている人の割合は36%
■「マイクロプラスチック問題に危機感を覚える」約7割、問題を詳しく知っている人では約9割に

マイクロプラスチック問題について質問しました。マイクロプラスチック問題とは、マイクロプラスチック(5mm以下のプラスチック)による環境問題(海の汚染など)のことをいいます。

全回答者(1,000名)に、マイクロプラスチック問題について詳しく知っているか聞いたところ、「知っている」は36.0%、「知らない」は64.0%となりました。
年代別にみると、「知っている」と回答した人の割合が最も高くなったのは60代(45.2%)、最も低くなったのは30代(28.6%)でした。
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マイクロプラスチック問題について危機感を覚えるか聞いたところ、「覚える」は66.6%、「覚えない」は33.4%となりました。海洋汚染の原因となるマイクロプラスチックの危険性に懸念を抱いている人は多いようです。
年代別にみると、「覚える」と回答した人の割合は、60代(79.5%)が最も高くなり、50代(73.5%)、10代(70.5%)が続きました。
また、マイクロプラスチック問題について詳しく知っている人(360名)では、「覚える」と回答した人の割合は88.3%でした。
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■マイクロプラスチック問題は認知拡大が課題 マイクロプラスチック問題の原因として知っていること
 「洗顔料や歯磨き粉に含まれるスクラブ剤」「合成繊維の衣類を洗濯すること」は認知率が1割にとどまる
■海洋プラスチックごみ問題やマイクロプラスチック問題が引き起こす影響に対する認知率が低い傾向
 「食物連鎖を通じてマイクロプラスチックに含まれる有害物質が人体に取り込まれる危険性がある」は2割未満

続いて、マイクロプラスチック問題の原因、海洋プラスチックごみ問題やマイクロプラスチック問題がもたらす影響について質問しました。

全回答者(1,000名)に、マイクロプラスチック問題の原因として知っていることを聞いたところ、「海・海岸に捨てられたプラスチックごみ」は31.1%、「河川に捨てられたプラスチックごみ」は26.3%、「街で捨てられたプラスチックごみ」は19.4%となり、「洗顔料や歯磨き粉に含まれるスクラブ剤」(10.4%)や「合成繊維の衣類を洗濯すること」(9.7%)は1割にとどまりました。

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また、海洋プラスチックごみ問題やマイクロプラスチック問題が引き起こす影響として知っていることを聞いたところ、「海洋生物がプラスチックごみを誤飲し傷ついたり死んだりしている」は26.7%、「海洋生物がプラスチックごみに絡まり傷ついたり死んだりしている」は25.3%となり、「マイクロプラスチックを誤飲した海洋生物には健康被害が生じる可能性がある」(19.2%)や「食物連鎖を通じてマイクロプラスチックに含まれる有害物質が人体に取り込まれる危険性がある」(17.8%)は2割未満にとどまりました。

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■“海を守る”リーダーになってほしい芸能人
 男性芸能人TOP5は「木村拓哉さん」「さかなクン」「加山雄三さん」「伊藤英明さん」「城島茂さん」、女性芸能人TOP5は「綾瀬はるかさん」「田中律子さん」「広瀬すずさん」「橋本環奈さん」「石原さとみさん」
■“海を守る”リーダーになってほしいアスリート
 男性アスリート1位「大谷翔平さん」、女性アスリート1位「池江璃花子さん」
■“美しい海”の景色を楽しむ“海デート”をしたい芸能人
 男性が選ぶ1位「広瀬すずさん」2位「浜辺美波さん」3位「新垣結衣さん」、女性が選ぶ1位「木村拓哉さん」2位「佐藤健さん」3位「目黒蓮さん」
■“美しい海”の景色を楽しむ“海デート”をしたいアニメ・マンガのキャラクター
 男性が選ぶ1位「ナミ」、女性が選ぶ1位「モンキー・D・ルフィ」

全回答者(1,000名)に、“海を守る行動”や“海デート”をテーマに、イメージに合う有名人やキャラクターを聞きました。

【“海を守る”リーダーになってほしい男性芸能人】では1位「木村拓哉さん」(86名)、2位「さかなクン」(49名)、3位「加山雄三さん」(45名)、4位「伊藤英明さん」(28名)、5位「城島茂さん」(24名)、【“海を守る”リーダーになってほしい女性芸能人】では1位「綾瀬はるかさん」(31名)、2位「田中律子さん」(17名)、3位「広瀬すずさん」(15名)、4位「橋本環奈さん」「石原さとみさん」(いずれも13名)となりました。

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【“海を守る”リーダーになってほしい男性アスリート】では1位「大谷翔平さん」(125名)、2位「北島康介さん」(87名)、3位「羽生結弦さん」(40名)、4位「イチローさん」(20名)、5位「五十嵐カノアさん」「松岡修造さん」(いずれも14名)、【“海を守る”リーダーになってほしい女性アスリート】では1位「池江璃花子さん」(83名)、2位「浅田真央さん」(52名)、3位「吉田沙保里さん」(50名)、4位「高橋尚子さん」(21名)、5位「大坂なおみさん」(18名)となりました。

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【“美しい海”の景色を楽しむ“海デート”をしたい芸能人】を聞いたところ、男性回答では1位「広瀬すずさん」(17名)、2位「浜辺美波さん」(15名)、3位「新垣結衣さん」(11名)、4位「綾瀬はるかさん」「北川景子さん」(いずれも9名)、女性回答では1位「木村拓哉さん」(28名)、2位「佐藤健さん」(15名)、3位「目黒蓮さん」(11名)、4位「平野紫耀さん」(10名)、5位「吉沢亮さん」「反町隆史さん」(いずれも6名)となりました。

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【“美しい海”の景色を楽しむ“海デート”をしたいアニメ・マンガのキャラクター】を聞いたところ、男性回答では1位「ナミ(ONE PIECE)」(26名)、2位「峰不二子(ルパン三世)」(7名)、3位「ラム(うる星やつら)」(6名)、4位「フグ田サザエ(サザエさん)」「源静香(ドラえもん)」(いずれも5名)、女性回答では1位「モンキー・D・ルフィ(ONE PIECE)」(24名)、2位「江戸川コナン(名探偵コナン)」(14名)、3位「ドラえもん(ドラえもん)」(10名)、4位「竈門炭治郎(鬼滅の刃)」(7名)、5位「トリトン(海のトリトン)」「ロロノア・ゾロ(ONE PIECE)」(いずれも6名)と、男性回答・女性回答とも『ONE PIECE』のキャラクターが1位でした。

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※調査結果全文は添付のPDFファイルよりご覧いただけます。

■調査概要■
調査タイトル:海を守る行動に関する調査2023
調査対象:ネットエイジアリサーチのインターネットモニター会員を母集団とする15歳~69歳の男女
調査地域 :全国
調査方法:インターネット調査
調査期間:2023年3月7日~3月8日の2日間
有効回答数:1,000サンプル
実施機関:ネットエイジア株式会社

情報提供元: PRワイヤー
記事名:「 エシカミー調べ 「マイクロプラスチック問題に危機感を覚える」約7割