~女子大学生Aさんの過酷な日本への避難~

【表:https://kyodonewsprwire.jp/prwfile/release/M106269/202204180107/_prw_PT1fl_0L32Z5yU.png

 

多言語翻訳サービスの「ファースト・トランスレーション」及び「テレビ翻訳.com」を運営する株式会社アシーマは、ウクライナ及び近隣国に逃れたウクライナ避難民の方々へ様々な人道支援を実施します。その第1回目の活動報告として、2022年3月末に首都キーウ(キエフ)からの避難民1名方の日本への避難が無事完了しましたことを報告します。

 

~女子大学生Aさんの過酷な日本への避難~ 

首都キーウで一人暮らしをしながらウクライナ国立大学に通っていた21歳のAさんは、2022年2月24日に始まったロシア軍によるウクライナ侵攻により実家への帰省を考えましたが、実家はウクライナ東部ドニプロにあるため帰省を断念せざるを得ませんでした。両親の勧めもあり、ポーランド経由で従妹の住む日本に避難すべく、3月4日に、見知らぬ他の避難民と共に乗ったバスはキーウを出発。通常ポーランドへは飛行機で1時間半程度ですが、空襲警報や道路の破損などにより何度となく安全確保の為に迂回を繰り返しながら、陸路での移動。キーウ出発から2週間経ってもポーランドに辿り着くことができませんでした。そして、とあるハンガリー国境近くの村に到着以降、ポーランドへ向かう目途が立たなくなってしまった為、家族と相談の結果、ポーランドへの出国は断念し、ハンガリーに向かうことに。数日後、親戚が手配したハンガリー行きの移動手段にて、日没とともに村を出発。Aさんを乗せた車は、丸一日かけて遂にハンガリーに入国しました。首都ブダペストに日本行きのビザ発給を待ち、3月27日にブタペストよりスイス経由で約20時間のフライトを経て、成田空港へ到着。家族と離れ、単身で3週間の避難生活を経て、ついに、ウクライナ人留学生である従妹と数年ぶりの再会を果たしました。現在は、従妹との日本での生活が始まっています。

 

 

今回弊社では、Aさんの一日も早い来日を実現するために、事前にブダペストでのAさんの滞在ホテル客室の確保、ブダペスト発日本行きの航空券手配を行いました。また在ハンガリー日本大使館の大使館員の方の迅速な対応や情報提供等のお力添えもあり、ハンガリー入国から1週間という短い期間でAさんの日本への避難を完了することができました。現在は、Aさんのビザの切り替えや今後の日本での生活に必要な各行政団体による支援に関する情報収集、できるだけ不自由のない日常生活が送れるようサポートを継続中です。

今後も引き続きAさんへのサポートを行いながらその経験を生かし、更に一人でも多くの避難民の方々への支援を提供するための仕組みづくりを行います。

この緊急事態が一刻も早く収束し、ウクライナおよび近隣国の皆さまに平穏な日々が戻ることを深く願っています。

 

【弊社製品・サービスのメディア掲載・出演実績】 

日本経済新聞、Yahoo!ニュース、IT Pro NikkeiBP、Reuters(米国ロイター)、日経MJ新聞(日経流通新聞)、Yomiuri Online、朝日新聞デジタル(Asahi.com)、NHK放送 他

 

【表:https://kyodonewsprwire.jp/prwfile/release/M106269/202204180107/_prw_PT2fl_6wQ909UY.png

 

情報提供元: PRワイヤー
記事名:「 【ウクライナ避難民支援 第1回活動報告】首都キーウから日本へ、避難民1名の来日支援を実施