設備点検の経験値をデータ化、分析・活用し施設の資産価値向上に貢献

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オムロン ソーシアルソリューションズ株式会社
2021年3月25日

デジタル化でビル運営を進化させる「Facility Log®」を提供開始 ~設備点検の経験値をデータ化、分析・活用し施設の資産価値向上に貢献~

オムロン ソーシアルソリューションズ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:細井俊夫、以下、OSS)は、施設の点検・監視業務の効率化や設備状態の可視化、データ分析によるビル運営のアップデートを実現するデータ活用プラットフォーム「Facility Log」のサービス提供を2021年3月25日に開始します。

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そこでOSSは、「Facility Log」を提供し、スマートデバイスや各種IoTセンサを活用することで、日々の点検結果や設備の異常時における対応状況のデータ化、可視化を実現します。また、データを既存の中央監視装置と接続することで、必要なデータを取り込み活用することを可能にし、例えば、運転実績に基づいた最適な設備更新の提案などにより、施設のライフサイクルコスト低減や資産価値向上に貢献します。

「Facility Log」は、相鉄グループでビルメンテナンス業などを行う相鉄企業株式会社(本社:横浜市西区、取締役社長:佐武宏、以下、相鉄企業)とOSSがパートナーシップを組み、約2年にわたる検討期間を経て、現場で設備管理を行う作業者や管理者の視点でユーザビリティを追求したシステムです。ユーザーによる設備点検のしきい値設定や点検履歴の閲覧、点検実施時コメントの参照機能により、メンテナンス会社の知見をダイレクトに反映させるとともに、経験の多寡を問わず点検や報告内容の品質を高めることが可能になります。また、最適作業をパターン化することで、短期間で作業レベルの向上や均質化を実現します。
2020年11月より、本ソリューションを活用した実証実験を相鉄企業が管理する複数施設で実施し、各種点検業務において、約20~40%※1の工数削減を達成しました。OSSは、ビルオーナーや管理会社に向けて本ソリューションを提供し、点検、監視業務の効率化と施設運営の効率化による、施設の資産価値向上に貢献してまいります。

OSSは、2021年3月より、相鉄企業が管理する9施設に本ソリューションを提供し、以降は同社管理物件で100施設以上への導入、さらに、OSS全体として2025年度には1,500施設での導入を目指します。
また、今後は、複数施設を統合して管理できる「群監視」や、蓄積した設備情報・点検情報をベースにした「設備の予防保全」や「エネルギー効率化」、「最適人員配置」など新たなサービスを随時展開します。清掃サービスなど各種サービスやクラウドとの連携を通じて幅広いサービスを提供してまいります。

※1 実証実験での実測、ならびに各種展開を想定した評価の合算値であり、建物規模、用途等によって
削減効果は変動します。

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オムロン ソーシアルソリューションズ株式会社について
オムロン ソーシアルソリューションズ株式会社は、これまで独自のオートメーション技術により、自動改札機などの駅務自動化システムをはじめ、世界初・日本初の社会公共システムを数多く生み出してきました。これからも労働力不足やエネルギー、レジリエントなどの社会課題をいち早く捉え、IoT・AI・ロボティクスなどの最先端技術、ソフトウェア、運用・メンテナンスのトータルサービスでソリューションを構築し、安心・安全・快適な社会づくりに貢献してまいります。

 
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社会ソリューション事業本部 事業開発部
TEL:03-6718-3730

 

情報提供元: PRワイヤー
記事名:「 デジタル化でビル運営を進化させる「Facility Log®」を提供開始