~ 災害や緊急時のリスクを地図上に可視化 ~

2021年3月22日
株式会社Spectee
ESRIジャパン株式会社

株式会社Spectee(本社:東京都千代田区、代表取締役:村上建治郎、以下スペクティ)とGIS(地理情報システム)ソフトウェア国内最大手(※1)の ESRIジャパン株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役会長兼社長:正木千陽、以下ESRIジャパン)は、クラウドGIS『ArcGIS Online (※2)』上に、スペクティの取り扱う防災・危機管理情報を配信するサービス『Spectee on GIS』の提供を開始しました。

【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202103192537-O1-95k5O6JX
『Spectee on GIS』のイメージ

スペクティが提供する『Spectee Pro』は、人工知能(AI)を活用した情報解析をもとに、災害やリスク情報をいち早く正確に「可視化」し、現場の意思決定を円滑にするクラウドSaaS型の防災・危機管理ソリューションです。SNSに投稿された情報や、気象データ、停電、交通などの様々な公共情報、河川カメラなどの映像解析をもとに、自然災害、火災、事故等の発生や被害状況など、緊急性の高い情報を100以上のカテゴリーでリアルタイムに配信する他、それらを、市区町村、空港や駅、観光スポット、工場や商業施設、自社の設備や事業所周辺といった対象と組み合わせて地図で表示し、「どこで何が起きているか」、「被害状況はどの程度か」などを即座に確認できます。

『Spectee on GIS』では、『Spectee Pro』で提供される防災・危機管理情報のなかで、特にSNSの情報を『ArcGIS Online』に表示させるもので、災害発生した時の被害状況を地図上で可視化したり、企業様の事業所周辺の事故や火災などの発生状況の把握、運送会社の物流ルート上で発生している交通事故等をより早い覚知などで運行ルートの最適化に役立てたりしていただくことを目指しています。

スペクティとESRIジャパンは、『Spectee on GIS』の提供を皮切りに、今後も両社の強みを活かした営業面や事業面での連携を深め、お客様へ防災・危機管理におけるより良いサービスの提供を進めてまいります。

 
なお、2021年3月23日(火)15時より開催の「Spectee on GIS で実現! リアルタイム SNS 情報と地図データの活用ウェビナー」にて『Spectee on GIS』を紹介します。(申し込みページ:https://www.esrij.com/events/details/138022/

 
(※1) 矢野経済研究所調べ
(※2)『ArcGIS Online』とは
ArcGIS Online は、マップを作成、利用、管理するポータル環境を提供するクラウド GIS です。ArcGIS Online が配信するコンテンツや、業務に特化したアプリ、ArcGIS Online 上に作成した独自のマップや他のユーザーのデータに、いつでもどこでも、必要な時にアクセスして利用することができます。

 

■株式会社Specteeについて
400社以上(2020年7月時点)の企業や多くの自治体で導入実績をもつ、AI防災・危機管理ソリューションの『Spectee Pro』や、カメラの画像解析による道路の路面状態の自動判定システム、河川での水災害発生検知・予測システム、ドローンやAIによる自動音声技術を活用した避難誘導・避難情報提供システムの開発など、「AI x 防災・危機管理」の様々なソリューションの開発及び提供を行っています。AI等の最先端の技術を活用したビッグデータ解析を通して、災害関連情報や様々なリスク情報を「可視化」し、すべての人が安全で豊かな生活を送れる社会の創造を目指しています。

 ■ ESRIジャパン株式会社について 
米国Esri社製品(ArcGISなど)の国内総代理店として、GIS(地理情報システム)ソフトウェアの輸出入、販売、開発、及び関連するサービス(保守、トレーニング、コンサルティング、出版など)の提供を行っています。GIS 市場にスピーディかつタイムリーに対応し、Esri、世界の Esri グループと連携しつつ地理情報にかかわる全ての情報に対応したソフトウェアとサービス、そしてシステムの提供を行い、グローバルな GIS コミュニティの成長を支援しながら、社会に貢献してまいります。 

情報提供元: PRワイヤー
記事名:「 SNSのリアルタイム防災・危機管理情報を地図上で利用可能にするサービス「Spectee on GIS」を提供開始