Part 2:休み方の知識と実践。休養とは、心身の疲労回復をはかることであるが、もうひとつ重要なことがある。自分のための時間を作るということである。仕事の結果の休みではなく、休みを起点に考えることも重要。疲れたときは家でゆっくりもいいが、ずっと家でゴロゴロはよくない。自分の「休む」は自分でオーナーシップを持つこと、自分時間を作ることが大切。 Part 3: デジタル・オンライン社会の休み方。 とくにリモートワークが多い現在では、オン(ワーク)とオフ(ライフ)との境界線がはっきりしなくなってきている。一方で、スマホやSNSが社会的つながり、コミュニケーションの手段となり、情報から離れることへの不安のほうが大きい。鳴ってもいないスマホにビクッと感じた経験はないだろうか?それは要注意のシグナル。デジタル・オンライン社会を生き抜くには、意識したストレスマネジメントが必要 【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202102090814-O3-KNlUz9b5】
●講演2.「休養でがん予防—その免疫学的根拠—」 山岸 久一 先生 京都府立医科大学名誉教授 Part 1:がんは遺伝子の病気である。がん増殖のアクセルとなるがん遺伝子とがん増殖のブレーキとなるがん抑制遺伝子のせめぎあいでがんは発症する。がんを予防するには免疫力をつけることも大切。免疫力をつけるためは、ストレスを避ける、休養・睡眠、さらに、がん発症を予防するNK活性(がんを攻撃するナチュラルキラー細胞)を高めるために、笑いや前向きなプラス思考が大切。 Part 2:最初はたった1個のがん細胞が発生する。免疫細胞が細胞をみつけて排除することで、がんの発病を防ぐ。失敗したらがん細胞は増殖する。自然免疫のNK細胞ががん細胞を攻撃する映像と獲得免疫であるキラーT細胞ががん細胞を攻撃して縮小させる映像は必見。十分な休養・睡眠による疲労回復、ストレス解消、NK活性増強により、免疫力をつけることががんや病気を予防する。 【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202102090814-O4-UCFcy5Mv】