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空き巣などの防犯の基本は、施錠です。
地域がらもありますが、昔からの習慣で家にいる時は玄関や勝手口に鍵をかけない高齢者もいます。
施錠を忘れたり、短時間だからと鍵をかけずに出かけたりする場合もあります。
今回は、防犯上で重要な施錠を確実に行う為の施錠忘れ防止グッズや鍵のかけ忘れ等を管理しやすいスマートロックについて紹介します。
高齢者は鍵をかけたつもりで出かけてしまう場合があります。
鍵をかけたか不安になり、何度もドアノブをガチャガチャして確かめたり外出の途中で戻ってきてしまうなども聞きます。
そのような困りごとには、鍵の閉め忘れ防止グッズで対応できます。
自宅の鍵に取り付けて使用します。
鍵をかけると表示窓の色が変わり、鍵をかけているかがひと目で分かります。
外出時に、道路に出たらまず、CHECKEYの表示窓を確認します。
鍵をかけたか不安になった時にも、表示窓を確認すると、鍵のかけ忘れや施錠への不安を防止することができます。
認知機能が低下してくると鍵をかけることが難しくなったり、鍵を失くしてしまうことが起きます。
家族と一緒に住んでいる高齢者の場合は家族が鍵の開け閉めをフォローできますが、ひとり暮らしの場合には自分で鍵や鍵の開け閉めの管理ができなくなると、空き巣などの危険性が高まります。
そこでおすすめしたいのが、スマートロックです。
スマートロックとは、鍵の開け閉めをスマホなどから行えるものになります。
鍵の代わりをスマホが行うだけではなく、遠隔で開け閉めを行うことができる機種や鍵がいつ開け閉めされたか、今、鍵が開いているか等の確認ができる機種もあります。
スマホを持っていない場合は、鍵の代わりになるリモコンや暗証番号、指紋認証などで開け閉めできる方法があります。
オートロック機能がついている機種もあり、鍵のかけ忘れを防げます。
取付け方法も、両面テープで取り付けるタイプ、ドアに穴をあけるタイプ、シリンダーを取り換えるタイプがあります。
【デメリット】
スマホやスマートロック自体に電池切れがおこる、スマホやリモコンなどを持たずに出てしまい、締め出されてしまう可能性がある点です。
鍵や鍵の開け閉めの管理ができなくなった、ひとり暮らしの高齢者が安全に暮らしていく為には、鍵を持たなくても安全に開け閉めできたり、施錠・開錠の状態を介護者が確認でき、遠隔で開け閉めできたりするという点が必要になってきます。
認知能力が低下している高齢者でもスマートロックが使えるのか
電池切れの時にはどうしたら良いのか
などの不安点もあると思います。
機種によっては今までの鍵を併用することができるので、これまで通りに鍵での開け閉めができます。
今までの鍵の開け閉めは、電池切れの際でも可能です。
指紋認証やパスワードでの開錠、オートロックによる鍵のかけ忘れ防止機能もありますので、認知機能が低下している高齢者でも、スマートロックを使うことができます。
スマートロックは、ひとり暮らしの高齢者や日中ひとりになる高齢者の外出時の鍵問題の解決方法のひとつと言えます。
高齢者に合ったスマートロックのポイントは次のような点があげられます。
・鍵の開閉状態の確認がスマホでできる
・スマホで遠隔操作ができる
・オートロックができる
・今までの鍵も併用できる
・指紋認証やパスワードで開錠できる
単3電池4つで動いており、バッテリーの寿命は9か月です。
登録したスマホに、バッテリーの残量やドアが開いていることの通知がきます。
今までの鍵や指紋開錠、パスワード、遠隔操作でも鍵の開け閉めができます。オートロックも搭載されています。
スマートロック本体は工事不要で、粘着テープで取り付けるだけです。
SwitchBotのドアロックProを利用すると、ひとり暮らしの高齢者で、戸締りがきちんとできていない場合に、設定した人に通知が来ます。
通知が来た方が遠隔操作をできる設定にしておけば、帰宅することなくその場で鍵かけをすることができます。
SwitchBotのドアロックProを取り付けても、今までの鍵も利用できますので、認知機能が低下した方でも今まで通りの戸締りができます。鍵かけを忘れても、オートロックや遠隔操作で戸締りを行うことができます。
鍵を持って出るのを忘れても、指紋認証やパスワードで開錠できますし、カードキーを財布やカバンなどに常に入れておくことで、締め出されても開けて入ることができます。
自宅での防犯の基本は、施錠です。
鍵の紛失も、防犯のために鍵の交換などが必要になる為、お金がかかります。
スマートロックは、高額な商品ですが、鍵の閉め忘れや鍵の紛失が起こるようになった高齢者やその家族が、犯罪の被害に遭わないにも、導入することをおすすめします。
鍵のかけ忘れや紛失は、高齢者やその家族にとって、重要な問題です。
鍵のかけ忘れ等は、頻度が低ければあまり気にならないかもしれませんが、頻繁になってくると防犯上、気にしないわけにはいかなくなります。
認知機能が低下している場合、本人にいくら伝えていても改善が難しいこともあります。
鍵のことですので郵便ポストなどに鍵を置いている等の張り紙をしておくこともできません。
家族がいつも鍵の開け閉めを確認できれば良いですが、実際は難しく本人の外出を制限することもできません。
本人や家族の安全の為には鍵に工夫をすることが確実です。
このほかにも鍵がどこにあるか分からない時に役に立つ紛失防止ブザーやタグなど、家族の状態や事情にあった鍵への工夫が色々とあります。
これから年末年始に増える空き巣などへの防犯対策として、鍵のかけ忘れなどへの対策に取り組みましょう。
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