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ポイ活の方法論・実践もさまざまですが、比較的難易度が高く、そして毛嫌いされることが多いのが、リボ払いのキャンペーンです。
危険なリボ払いも、自己責任で挑んでみるなら面白いものです。
今回は、2024年に筆者が挑み、マネーの達人でも紹介したリボ払いキャンペーンのその後をお知らせします。
失敗しないリボ払いキャンペーンのコツを伝授します。
ローンを組む代わりに意図的な借金として実行するなら、リボ払いにはなんの問題もありません。
実際、カードローンより金利も低めのことが多いのです。
リボ払いが世間から嫌われているのは、「金融にうとい利用者が、無自覚に借金まみれになってしまう」点です。
確かにこれは危険です。
いっぽうで、リスクをちゃんと見積もって挑むまめなポイ活ユーザーが、リボ払いを避ける必要などないと思います。
リボ払いキャンペーンで失敗したぐらいで、ただちに借金漬けになるわけではありません。
筆者が最もリボ払いキャンペーンの恩恵を受けているのは、税金の支払いです。
今年も税金のかなりの部分をリボ払いで支払いました。
リボ手数料(利息)はほとんどの場合発生しますが、見返りのほうが大きいのです。
リボ払いキャンペーンも千差万別ですので、キャンペーン要項をじっくり読んで参加したいものです。
筆者の実践と、振り返りです。
三菱UFJニコスでは、年中リボ払い(楽Pay)キャンペーンを実施しています。
筆者はリクルートカード(Mastercard)を持っており、これが三菱UFJニコス発行です。
還元率1.2%のカードですが、すっかり使わなくなってしまいました。
通常還元率は高くとも、チャージして十分なポイントのたまるアイテムが、楽天Edy(Android)ぐらいしかなくなっているためです。
しかし使わないカードが、毎年参加できるリボ払いキャンペーンに最適です。
他にもこんなメリットがあります。
・ 初回手数料無料タイプなので、支払日に残高を残さなければ手数料ゼロ
・ 毎年あるキャンペーンに参加できる(特典受領後、必ずリボ払い設定を解除しておくこと)
あまり使わないリクルートカードで、このところ毎年リボ払いに活用しています。
2024年初頭にも参加し、2種類の引落し(楽天モバイルと楽天ひかり)を移しました。
2か月間で「1万円」という利用実績を突破したのを確認し、料金引落しは再び別のカードに移しました。最近は引落しの申込みはどこも簡単なので助かります。
7月には2,000円のキャッシュバックを獲得したので、リボ払い(楽Pay)も解除しています。
2024年9月現在も三菱UFJニコスでは同一のキャンペーン実施中です。これには参加できませんが、また来年は恐らくOKでしょう。
とはいえ、もらえるまでの期間が非常に長く、そして2,000円のことと思うと参加していられないという人も多いでしょう。
イオンカードのリボ払いキャンペーン(すべての支払いをリボにする「全リボ」について)はなかなか攻略が大変です。
次の理由によります。
・ 一度リボ払いキャンペーンに参加したカードは、次回以降不可のケースが多い
・ 締日を過ぎると必ず手数料の発生するタイプのリボ払いであり、損得の計算が必須
・ リボ払いの随時返済をするとキャンペーン対象外となるものが多数
ただ、攻略しがいはあります。
なにしろイオンカードの場合、何枚めのカードを作っても入会キャンペーン対象になるメリットがあります。
筆者も「ウエルシアカード」を作って入会キャンペーンを受けました。その後このカードでリボ払いキャンペーンに挑んだのです。
その前年に活用した「マルエツカード」はもう対象外となっています。
それから、随時返済はNGである点ハードル高めですが、支払日の増額返済は認められています。これを活用すると手数料を減らしやすくなります。
関連記事に書いたとおりの細かい案件を着実に実行したところ、このたび11月2日の次々回明細にキャッシュバック5,000円が無事載りました。
リボ払い利用は3万円で条件達成です。
ウエルシアへはあまり行きませんでしたが、3月から5月に掛け、日常の買い物ですぐ条件は達成しました。
その後、「リボ残高がゼロだとNG」という要件を防ぐため、7月に900円の決済をしています。
使った額が3万1,837円で、請求額が3万2,190円です。リボ手数料は353円で済みました。
最初の請求月である4月の支払いの際、増額しました。わずか4,000円弱の増額ですが、これにより残高が一掃されたのは大きかったようです。
5月にも増額する予定でしたが、忘れてしまいました。
セブンカード・プラスはイトーヨーカドーで8の日に5%オフになるカードです。
先のイオンカードと同時期にリボ払い(スマリボ)キャンペーンに挑みました。
同時期に、ルールの違うキャンペーンに挑んでいたので混乱しました。
こちらは5万円の利用が求められていました(繰上げ払い不可)。
2024年8月末頃5,000ポイントもらえるはずでしたが、付与は遅れ、9月9日でした。ただ、キャンペーン要項に遅れることもあると書かれている以上、仕方ありません。
合計5万2,864円使い、請求額は5万4,492円でした。リボ手数料は1,628円と、ややもらえる5,000ポイントに比べて高額です。
このキャンペーンに挑む前に「すかいらーくグループでJCB500円キャッシュバック」に参加していました。このたびリボ払いを登録した結果、すかいらーく利用分もリボに繰りこまれてしまった理由もあります。
ただ振り返ると、もう少し手数料を抑える方法はありました。これは家内の持つ同じセブンカード・プラスで実行しています。
キャンペーン時期の終期に、「nanacoへの5万円チャージ」で達成しました。
nanacoはセブン-イレブン店頭での税金払いに使ったのです。そして9月9日にポイントをもらってすぐ、銀行ATMで、残っていた2万円の残高を繰り上げてしまいました。
手数料については未計算ですが、これは実にいい方法でした。
来年同じキャンペーンがあって参加できる場合、筆者も「キャンペーン終期にnanacoチャージ」で達成しようと思います。nanacoを日常の買い物に使えばいいのです。
三井住友カードのラインナップである「S STACIAカード」の入会キャンペーンに挑む際、合わせて三井住友カード共通のリボ払いにチャレンジしました。
三井住友カードのリボ払いは初回手数料無料タイプのため、支払日に残高を残さなければ手数料が発生しません。このため、入会キャンペーンを優先し、金額の上限は設けず使っています。
ただ筆者は、毎回事前手続きでリボ払いの残高を一掃する手続きを失念しており、毎月10日の支払日に銀行ATMで残高に入金するということを繰り返していました。
これはいいのですが、困ったことに入金額が明細には載りません。
おかげで、リボ払いでいくら使ったかは把握しているのですが、引落し、入金合わせていったいいくら支払ったのかがわかりません。
メモをつけておくべきでした。
3,000円のキャッシュバックを受け、損はしていないはずですが、反省です。
先に見た、イオン、セブンのリボ払いキャンペーンはかなり難易度の高いものでした。
そしてその前にいどんだ三菱UFJニコスは難しくはないものの、もらえるまでの期間が半年近くにもなります。
これらの特典を無事得たので、今回まとめてご報告しているわけです。
いっぽうでは、非常に楽なものもありました。
ハガキ(DM)で送られてきた、ファミペイ翌月払のリボ払いキャンペーンです。
キャンペーン最終日の7月31日に、ファミペイバーチャルカードからJAL Payに1万円チャージしました。
その後8月にリボ払い設定をしたところ(手数料はゼロ)、その月の29日には2,000ポイントもらえました。
1か月以内に全部収まってしまいました。
今月(2024年9月)に入っても、家内のために入手したJCB Card Sでリボ払い(スマリボ)キャンペーンで税金を支払ったところです。
1万円の大きなキャンペーンなので戦略を練って参加しましたが、エントリー後に「2万円」のキャンペーンになったのはいささかシャクでした。
家内の三井住友カードをリボ払いにし、LINE Payで支払った税金もあります。こちらについては、支払日のまとめ払いは忘れず実行しました。
最後に、リボ払いキャンペーンの心得です。
戦略を練って挑みましょう。
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