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各種チケットの予約、情報収集など、今や海外旅行にスマホは欠かせません。
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先日海外に行ってきた筆者は、そのために「ahamo」を契約しました。
果たしてahamoは海外でも使えたのか、紹介しましょう。
月額2,970円で20GB使えるahamo、海外でも申込不要で同料金・同容量を最大2週間利用可能です。
91の国と地域で使え、日本人の渡航先約98%のエリアをカバーしています。
現地に到着したら、
スマホの「データローミング」を「オン」にするだけでOK
です。
出発前の慌ただしい時間にモバイルWi-Fiを受け取りに行かなくても、慣れない現地でSIMカードの契約をしなくてもいいんです。
いくらお得で便利だといっても、つながらなければ意味がありませんよね。
今回は、ドバイ(アラブ首長国連邦)、スイス、フランスの3か国を訪問しました。
3か国でahamoが使えたか、検証しました。
ドバイは、入国せずに乗り継ぎのみの利用でした。
当初の情報では、ドバイはahamoの国際ローミング対象外とのことでしたが、実際は2023年10月10日に使えるようになったとのことです。
ドバイ国際空港には無料Wi-Fiもありますが、「Etisalat」「du」という2つの通信事業者につながりました。
Etisalatは、UAEはもとよりGCC諸国(湾岸協力会議の加盟国)最大の通信事業者、duはEtisalatに次ぐドバイ第2の通信事業者です。
ちなみに、ドバイに入国して空港でもらえる無料SIMカードは、duのものです。
ドバイの2トップがahamoで使えるのですから、申し分ありません。
通信環境も良好でしたよ。
スイスのジュネーヴでは、「Sunrise」「Salt」という2つの通信事業者につながりました。
Sunriseはスイスで第2、Saltは第3の通信事業者です(トップはSwisscom)。
日本でいうと、auとソフトバンクといったところでしょうか。
「2位じゃだめなんでしょうか」という言葉がありましたが、これで十分です。
フランスとスイスの国境付近に税関や出入国事務所があり、その少しスイス側にトンネルがあるのですが、その前後でフランスとスイスの通信事業者が切り替わる感じです。
Sunriseはおおむね良好な通信環境でしたが、Saltは途中で3G回線になる場面がありました。
フランスでつながったのは、「Free」のみでした。
Freeは後発ながら、SFR、Bouygues、Orangeの寡占状態だった通信事業に乗り込ました。
電子通信・郵便通信および報道流通の規制を担当する、フランスの独立行政機関「Arcep」が10月26日に発表した調査によると、FreeはOrangeに次ぐ通信環境の良さです。
特に地方でその強さを発揮しています。
モンブランを間近に臨むエギュイユ・デュ・ミディ(標高3,842m)には強風のため行けませんでしたが、プラン・デュ・レギュイユ(標高2,317m)には行けました。
そこでも、Freeはつながりましたよ。
「スイスならSaltじゃなくてSunriseがいい」という人もいるかもしれません。
基本的には自動で現地の通信事業者に接続されますが、手動で選んで接続することもできます。
今回は利用しませんでしたが、フランスで手動接続したら、Free以外にOrangeにもつながったかもしれません。
「ahamoを契約せず現地の無料Wi-Fiで過ごす」
という人もいるでしょう。
確かに、日本と比べて海外の無料Wi-Fiは充実しています。
しかし、海外の無料Wi-Fiにはこんなデメリットもあるんです。
シャモニーのホテルの無料Wi-Fiを利用しているとき、Yahoo!ニュースを見ようとしても見られません。
2022年4月6日以降、Yahoo!JAPANのサービスは、EFA(欧州経済領域)およびイギリスでは基本的に利用できないからです。
Yahoo!オークション、Yahoo!ショッピングも見られず、「EEAおよびイギリスから利用できない」旨の案内が表示されるのみでした。
ただし、PayPayカード、ebookjapanは利用可能、Yahoo!メールも以下のサービスを除いて利用できます。
アドレス取得・変更
メールソフトログイン履歴
有料サービスの新規購入(セキュリティーパック、ウイルスチェック、マイネームアドレス)
ahamoの国際ローミングなら、シャモニーのホテルでも上記サービスを余すところなく利用できました。
Yahoo!ニュースは見られなくても正直どうでもいいのですが、「Visit Japan Web」が利用できないのは困りものです。
Visit Japan Webは、入国手続(入国審査、税関申告)に利用できるウェブサービスです。
これまでは黄色い税関申告書を書いたうえで行列に並ぶ必要がありましたが、Visit Japan Webなら専用レーンでパスポートとQRコードをかざすだけで通過できます。
結構これを知らずに帰国し、時間を取られる日本人の方を横目に、優越感に浸れました。
海外の無料Wi-Fiは、暗号化されていないものも少なくありません。
不正アクセスやウイルス感染の危険性があり、SNSアカウントのIDやパスワード情報が流出する可能性があります。
筆者もスマホでクレカ決済をする機会が現地でありましたが、その際は国際ローミングにしていました。
無料Wi-Fiよりは、現地の大手通信事業者の方がセキュリティは高いので。
日本と比べて海外の無料Wi-Fiは充実しているものの、100%無料Wi-Fiが使えるわけではありません。
使えると高を括ると、いざ使えない時に痛い目を見ます。
Googleマップは使えませんし、オンラインで使うその他アプリ、メールソフトも利用できません。
海外旅行中に消費したデータは約1.4GBと、思ったより使いませんでした。
現地バス会社とのやり取りでSMSを1通送信したため、100円加算されます。
明細を見ると、それ以外の不正請求などはありませんでした。
楽天モバイルは2GBまで海外でもコミコミですから、楽天モバイルでもいいかもしれません。
ただし、楽天モバイルが対応している現地の通信事業者は、ahamoほど多くありません。
また、筆者の住んでいるエリアは楽天モバイルがあまりつながらかった経験があります。
ahamoなら国内外でつながるので安心ですね。
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