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【PayPay】8月より改悪 制度が変わるまでに考えておきたい対応策4つ
かながわPayのおおまかなイメージと、使い方のおすすめです。
全国で10~30%の大型還元が開催されましたが、かながわPayは独自アプリを使って決済する、珍しい仕組みです。
アプリ単独では機能せず、既存のQRコード決済と組み合わせて支払います。
かながわPayアプリで利用者自らQRコードを読み、組み合わせるQRコード決済に切り替えて支払を完了するため、スマホ操作の数が増えます。
それでも多くの人が使いこなした結果、第2弾の早期終了を招きました。
かながわPayは、アプリを入れれば神奈川県民以外でも参加できます。
キャンペーン中、「ポイント獲得」その後8日間置いて「ポイント利用」の2回神奈川県に行ける人なら、参加する価値があります。
かながわPayのポイントは期限付きで、かながわPay導入店舗でしか使えません。
各QRコード決済側のポイントはこれと別個に付与されます。
かながわPayの第2弾は、2022年7月19日から11月30日(ポイント獲得期限)の予定でしたが、大盛況で、1か月前倒しで終わってしまいました。
第2弾からのユーザーも多数加わったためと思われます。
当初の50億円の予算を期間中に100億円に増やしたにも関わらず、かなりの早期終了でした。
第3弾では、最初から100億円を確保しています。
具体的なキャンペーン期間は発表されていませんが、3か月を超える期間が設定されていたとしても、最初の2か月までが勝負と見たほうがいいでしょう。
筆者は第1弾、第2弾とも、3万ポイントの満額近くの還元を得ました。
2回参加して、痛感したことがあります。
次に挙げる「かながわPay」でたまるポイントの独自性です。
各地で開催されているPayPay等の大型還元キャンペーンの場合、共通ポイントや残高が還元されます。
キャッシュレス派のイメージにおいては、現金を増やすのとほぼ同一です。
かながわPayの場合は、ためたポイントをごく短期間のうちに使い切る必要があります。
「獲得・利用」の2段階をワンセットと捉えれば、「5%〜10%還元」の価値に過ぎないと感じます。
常に新たなキャンペーンを探している身としては、獲得期間が終わればそちらに注力したいのです。
これを意識するようになったので、第2弾ではポイントを中華街での飲食に充て、使い切りました。
第3弾でも、最初から飲食を最終的な目的とし、それに向けてポイントをためます。
そして、新たに始まるキャンペーンがあれば、そちらに向かいます。
「PayPayユーザーなのでかながわPayに参加できない。不公平だ。」という声があがっています。
不公平という捉え方自体完全に間違っており、PayPay以外も使えば解決することです。
それも、複数のほうがいいのです。
かながわPayに組み合わせるQRコード決済について見てみます。
かながわPayと組み合わせて使うQRコード決済は、次のとおりです。
・LINE Pay(第2弾では、新規追加店舗につき不採用)
・au PAY
・楽天ペイ
・d払い
・はまPay(横浜銀行)
基本的にはクレジットカードと組み合わせられる、はまPay以外の決済方法がいいと思います。
最もシェアの大きいQRコード決済、PayPayは使えません。恐らく第3弾も同様と思われます。
ただかながわPayのおかげで、神奈川県内は小規模な店舗でも、PayPay以外の決済で支払えることが増えたように思います。
PayPay以外のQRコード決済は、群雄割拠というところがあります。
「1種類押さえておけばどこでも使える」というものはありません。
多くのお店で使うためには、できるだけ決済の種類を多く使えるようにしておくことが大事です。
LINE Payは、三井住友カードやVisa LINE Payクレジットカード(p+)を使いこなすため、筆者もこのところ頻繁に使っています。
ただし、第2弾に新規募集した店舗からは、LINE PayがかながわPayで使えなくなりました。
第3弾でも同様でしょう。
LINE Pay加盟店舗であっても、かながわPayとしては還元が受けられないお店もあります。
使えるお店では引き続き筆者も使いますが、これだけでは到底対応できません。
LINE Payは、6桁のパスコードを求められる機会が他のペイより多いです。
操作の多いかながわPayではやや面倒ではあります。
生体認証を設定しておくと、いくぶん楽になります。
決済の種類を増やしておいたほうがいい理由はまだあります。
QRコード決済自体、確実に決済可能な性質のものではありません。
残高不足や操作ミスはユーザーの責任ですが、それだけではありません。
システム状況、通信不安定、アプリの不都合など、不可解な理由で決済できないことは多々あります。
特に楽天モバイルを使っていると電波状況に問題が見られます(このたび大幅に解消するようです)。
かながわPayで使える他の決済があると安心です。
不測の事態で還元を受けられないと、お店に行く目的その自体失うことになりかねません。
かながわPayの還元は、10%(大企業)または20%(中小企業)です。
10%だと、目立つほどではありませんが、実還元率はもう少し高い数字になります。
組み合わせる各決済や、クレジットカードのポイントも付加されるためです。
各決済の活用の仕方を見ておきます。
かながわPayが変わらないとしても、各決済のルールのほうが第2弾当時から様変わりしているので十分ご注意ください。
LINE Payにセットして(チャージ&ペイ)意味があるのは、次のカードだけになりました。
・三井住友VISAカード
・Visa LINE Payクレジットカード(p+)
三井住友VISAカードの場合還元は0.5%だけなので、現金チャージでのLINE Pay利用と変わりません。
三井住友ゴールド(NL)またはOliveフレキシブルペイゴールドで、年間100万円利用の修行中なら、実質1.5%と考えられます。
Visa LINE Payクレジットカード(p+)は、月500ポイントまでですが、還元率5.0%です。
かながわPayと合わせると、15.0%~25.0%となります。
月500ポイントを超えると無意味になるので、使うのはやめましょう
2023年6月30日までに限り「p+」の付かないVisa LINE Payクレジットカードも、LINE Payにセットする意味があります(期間限定で0.5%)。
楽天カードユーザーなら、「楽天キャッシュ」をチャージして楽天ペイを使うことで、直接楽天カード決済のときより還元率が0.5%上がります。
楽天キャッシュは他人に送金もできるので、家族にかながわPayを使わせるための原資づくりにも向いています。
au PAYはチャージ式であり、チャージの際にポイントのたまるカードを使うのがおすすめです。
au PAYカード(スタンダード)はすでにこの対象から外れています。
1.0%でチャージできるのが、Orico Card THE POINT(Mastercard)です。
au PAYに、au PAYカード以外からチャージをする際、月間5万円までという制限ができています。
かながわPayを集中して使う予定のある人は、始まる前から毎月5万円のチャージを始めておくと、たっぷり使えていいでしょう。
au PAY残高も、「auじぶん銀行」口座のある人なら家族等に送れます。
d払いに関しては「これ」という使い方がなくなってしまいました。
dカードをセットしても還元率1.0%に過ぎません。
筆者としては、かながわPay利用時にd払いの優先順位は最下位とせざるを得ません。
「d払いしか使えない」というお店はあまりないはずです。
d払いを使うならdカードを組み合わせるのではなく、三井住友ゴールド(NL)や、エポスゴールドカードにし、それぞれのカードの年間100万円突破を目指すなど、なにか別のメリットを考えたほうがいいかもしれません。
d払い側でのポイントは付きません。
d払いのみ、かながわPayアプリで「自動ログイン」設定が必要です。
期待のかながわPayが間もなく始まります。
いろいろと使い道を考えている人も多いでしょうが、準備も入念にしましょう。
かながわPayのルールが第2弾とほぼ同一だとしても、外の環境が異なっているので気を付けてください。
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