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【40代以上がやってはいけない投資3つ】資産を確実に拡大させるための秘訣とは?
大きな資産をつかむためには、どうしたらよいでしょうか。
さまざまな方法が思い浮かぶと思いますが、どれも再現性がありません。
特別な才能がある人にはできるが、その他大勢には不可能な方法では意味がないでしょう。
ですが「資産1,000万円」へ到達するためには、特別な方法は必要ありません。
再現性高く、誰でも到達可能な方法、それは「コツコツ貯金」です。
節約を通して毎月3万円の貯金ができれば、28年で資産1,000万円到達です。
28年と聞いて「長い!」と感じる人も多いかと思います。
そんな方におすすめなのが、コツコツ貯金ではなく「コツコツ投資」をすることです。
投資といっても、先に出てきたような再現性の低い個別株の取引やFXを指しているわけではありません。
インデックスファンドといわれる投資信託へ積立投資することが、安全性の高い方法です。
投資信託とは、それ1本でさまざまな会社へ同時に投資することができる寄せ集めパックと考えてください。
1つの会社にしか投資していないと、その会社の株が暴落してしまった場合、大きな損失を被ってしまいます。
ですが複数の会社に投資していれば、たとえ1社の株式が暴落しても他社が無傷であればダメージを軽減できます。
ですので投資の世界では分散投資(より広く投資する)が基本となっています。
投資信託はこれができる商品です。
また投資信託には、
の2つがあります。
プロがより良い成績を求めて売買するのがアクティブファンドなので、こちらの方が良い成績を出してくれそうな感じがしますが、結果は総じてインデックスファンドの方が優秀となっています。
また、プロの手が介在する分、手数料も高めに設定されています。
ファンドの目利きができない初心者のうちは、インデックスファンドへ投資する方が無難です。
インデックスファンドの中でもどの国、どの資産に投資するかで種類が分かれています。
ここで全てを紹介できませんが、長期的な資産形成でおすすめとなるのは
の2つです。
今後もアメリカが強い時代が続くと考えている方は米国株式インデックスファンドを、それ以外の方は全世界株式インデックスファンドへ投資するのが良いでしょう。
全世界株式インデックスファンドであればこのままアメリカ一強の時代が続いても、インドや中国など他の国が台頭してきてもその利益を取りこぼすことはありません。
「将来どの国が強いかなんてわからない」といった方は全世界株式へ投資する方が良いと考えます。
過去のデータから、米国株式や全世界株式は年率5%の成長が見込めます。
銀行貯金だと利息はほぼつきません。
ですが貯金先を〇〇銀行ではなく、インデックスファンドへ変えるだけで年率5%の成長が見込めるということです。
毎月3万円を年率5%で積立投資した場合、18年で資産1,000万円に到達できます。
銀行預金より10年も短縮できるのは大きなメリットでしょう。
もちろん「投資」なので、ずっと右肩上がりというわけにはいきません。
数年おきに大きな「暴落」に見舞われることになるでしょう。
ですが過去、何度も暴落を乗り越えてどんどん成長しているのが米国株式や全世界株式です。
暴落途中で売却しない限りは、勝率が高い投資手法だといえるでしょう。
投資で失敗する1番の原因は、途中でやめてしまうことです。
暴落に耐えられなくなったのか、急にお金が必要になったのか、理由はそれぞれですが、途中でやめることで負けてしまうのです。
これが何よりも大切です。
米国株式や全世界株式といった、王道のインデックスファンドを積立することが遠いようで1番の近道です。
過去の例からも再現性高く誰でも到達可能です。
資産1,000万円へ到達するためには、これだけで十分です。
長期であればあるほど負けにくいのが、株式インデックスファンドです。
さらにNISA制度を活用することにより、非課税の恩恵を受けることも可能です。
現行ではつみたてNISA、来年からは新NISAのつみたて投資枠を活用することにより資産拡大のスピードを上げることができます。
で、資産1,000万円到達です。
投資できる金額の大小で必要な時間は変わりますが、続けることで誰でも到達可能なのです。
「資産1,000万円」に到達できれば、これまでとは考え方、スタイルなどが大きく変わっていることでしょう。
自信もついているはずです。
たとえ何かの不運に見舞われ、資産が減損してしまっても再起できるでしょう。
1,000万円ではまだまだお金に困らない十分な金額とはいえませんが、この延長線上に3,000万円、5,000万円があります。
1,000万円に到達できれば、あとはそれを続けるだけです。
自ずと資産が増え続けるステージに到達することでしょう。(執筆者:FP技能士2級、証券外務員1種 冨岡 光)
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