- 週間ランキング
目指せ「女桐谷さん」第3弾:優待族主婦は自宅で、株主優待を受取る【お取り寄せ・日用品節約編】
全世界株式は文字通り、世界中の投資可能なほぼ全ての銘柄に投資することができるファンドです。
長期的かつ安定的にリターンを得るなら、分散投資は基本中の基本です。
どこか1つの国、企業が後退してしまったとしてもその影響を抑えることができるのが全世界株式です。
安心して投資をするという意味では、分散効果の高い全世界株式が1番有利といえるでしょう。
ちなみに全世界株式といっても全ての国に均等に投資しているわけではありません。
現状での投資割合は、米国が約6割と1番高くなっています。
米国の成長も取り込みつつ、他の国の成長も取り込むことができる点が大きな魅力です。
ですが、これからも米国一強の時代が続くならば、米国株式の方が当然リターンは大きくなります。
どちらを選択するかは考え方次第ですが、どちらか一方を選ぶならばより分散効果の効いた全世界株式の方が、長期的に安心して投資できるのではないでしょうか。
ここ最近の米国株式の人気は凄まじく、多くの識者やインフルエンサーが書籍や動画などでその優位性について説明しています。
多くの投資初心者が「米国株式に投資していれば間違いない」といった考えに至るのも無理はありません。
確かにここ10年の米国株式の成長は他国の追随を許さないほど強く、その結論に至るのも当然でしょう。
ですが、過去を振り返ってみると、ずっと米国が最強だったわけではありません。
記憶に新しい2000年代初頭は、米国ではなく、新興国株式が絶大な人気を誇っていました。
「BRICS(ブリックス)」という言葉を聞いたことがある人も多いと思います。
これはブラジル、ロシア、インド、中国、南アフリカの5か国の英語の頭文字を並べた呼び方です。
今後はこれらの国が著しい成長を遂げていくといわれており、テレビや雑誌などでも頻繁に特集が組まれていました。
実際にこの時期の新興国株式のリターンは米国株式のリターンよりも高く、「これからは新興国の時代だ」と多くの人が信じていた時期もあったのです。
また、さらに過去に目を向けると1900年代初頭はイギリスの時代、1980年代後半は日本株式が世界中で人気でした。
時代と共に強い国は移りかわるのがこれまでの歴史です。
現在の米国は覇権を中国に奪われないように必死に戦っています。
これからもずっと、米国一強の時代が続くと盲目的に信じることは難しいと考えます。
全世界株式ではこれから強い国、勝つ国を予想する必要がありません。
その時の強い国には多めに投資をして、弱い国には少なく投資をする。
効率的なバランスに自動的にポートフォリオを組んでくれるのが全世界株式なのです。
今から20年後、30年後はたまた50年後にどの国が1番伸びているのかは誰にもわかりません。
しかしどの国が勝っても、どのタイミングで入れ替わっても、それを予想する必要がないのが全世界株です。
最近では新たにインドやブラジルなどの成長を期待する声も出てきています。
数年後には大きく躍進し、今の米国の座を奪う日がくるかもしれません。
「実際に米国株式を抜いてきたら乗り換えよう」と考えても、そのタイミングをうまく捉えることは至難の技です。
どの国が躍進してきても、例外なくそこに投資することができるのが理想です。
投資割合を自動調整する全世界株式は、まさにその理想の実現にうってつけのファンドではないでしょうか。
ここ10年の米国株式の成長率は高く、全世界株式よりもリターンが大きかったのは事実です。
ですが1つの国が永続して、最強であった時代はありません。
どの国が躍進してきたとしてもその時、その時で1番強い国に投資をすることができればそれがベストです。
ですがタイミング良く乗り換えるなんてことは、多くの人ができません。
専業投資家であればまだしも、多くの方が投資のことばかりに時間を割けないのが実情ではないでしょうか。
勝ちを予想する必要もなく、ただコツコツと投資を続ければ良いだけ。
それが全世界株式です。
そんな人ほど全世界株式がおすすめです。(執筆者:FP技能士2級、証券外務員1種 冨岡 光)
【株主優待】5月月初でも間に合う!6月の権利付最終日に向けて値上がりが狙える銘柄
【積立投資】SBI証券のクレカ積立でポイント二重取り 20年クレカ積立したシミュレーション結果
目指せ「女桐谷さん」 優待族主婦の株主優待利用 【お客様感謝デーとのコンボ編】