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そんな時に気になるのが、NHKの受信料ではないでしょうか。
滅多に地上波もBSも見ないのに、テレビがあるだけで徴収されてしまうこの受信料は、サブスクの月額料金と同じくらいですから、テレビを観ないのならもったいないというのもごもっともです。
それでもある程度の大きな画面で映像を見たいとなるとテレビが必要となり、これまではどうしても受信料を払わざるを得ませんでした。
そんな悩みに応える新コンセプトの「テレビ」が、このほど登場したのです。
その名も「42V型AndroidTV機能搭載フルHDチューナーレススマートテレビ」、通称「NHK受信料不要テレビ」です。
なぜテレビなのにNHKの受信料を払わなくても良いのでしょうか。
それは、このテレビにはテレビチューナーが内蔵されていないため、いわゆるテレビ放送が観られないからです。
NHKの受信料はチューナ内蔵モデルに対して請求されるもののため、これまでのテレビは家にあるだけでたとえNHKを観なかったとしても受信契約を結び、受信料を支払わなければなりません。
しかしこの「NHK受信料不要テレビ」は、「チューナーレス」のため受信料を支払わななくても良いのです。
ではチューナーなしのテレビとは、いったいどんな使い方ができるのでしょうか。
チューナーレススマートテレビは
ため、スマホのAndroidで利用できるアプリが、テレビで利用できるのです。
もちろんテレビ機能が基本ですから、例えばYouTubeなどの動画共有サイトや、Netflix、Amazonプライム・ビデオなどの動画配信サービスをテレビの大画面で楽しめます。
このような動画配信サービスを観るためには、これまでパソコンやPS4などの外部機器が必要でしたが、このチューナーレススマートテレビならテレビ単体で楽しめるため、動画配信サービスを観るために余計なコストも不要となります。
NHK受信料が不要になるためそれだけでも十分にお得となりますが、本体価格もリーズナブルなのがこのNHK受信料不要テレビのメリットとなります。
チューナーレススマートテレビの価格は、42インチで税込3万2,780円。
税抜きで見れば3万円を切る価格帯で42インチテレビが買えるのなら、かなりリーズナブルな価格設定と言えるでしょう。
もちろんチューナーレスですからその分は安くなっているということになりますが、その代わりにAndroid TV機能を搭載していますから、それを考慮すればやはりお買い得な価格と言えるでしょう。
もし42インチよりも小さなサイズで、サブテレビ的に使いたいのであれば、24インチ税込2万1,780円というモデルも用意されています。
2万円ちょっとで動画配信サービスが楽しめるテレビが購入可能というもの、なかなかなコストパフォーマンスです。
チューナーレススマートテレビはHDMI端子が3つありますので、パソコンやゲーム機のモニターとしても利用可能です。
そのほかUSBやLAN端子、光デジタル端子も装備していますから外部機器も接続できます。
ただし1つ気をつけておきたいのが、もし自宅に他のTVチューナー付きのテレビがある場合、NHKの受信料は支払わなければならないということです。
NHK受信料を不要にするためには、自宅内のテレビはこのチューナーレススマートテレビだけにしなければなりません。
地上波やBSのテレビを観ることなく、Netflixやアマプラなどオンリーでテレビを楽しむだけで十分であれば、このチューナーレススマートテレビは非常にお得なテレビと言えるでしょう。
今後ますますネット配信の動画サービスは増えてくると思われますので、これからの時代のテレビのあり方として、このチューナーレススマートテレビは賢いテレビの選択肢として検討してみる価値があるのではないでしょうか。(執筆者:石神 里恵)
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