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なお、企業業績の急変によって、配当金額や配当利回りが変化する可能性もありますのでご注意ください。
株投資で10万円をいかに増やせるか? 実際にやってみました~第3回~
≪画像元:ENEOSホールディングス≫
【配当利回り】約4.8%
【最低購入価格】約4.5万円
【特色・事業内容】
・石油元売り首位(国内シェア5割)
:石油製品(ガソリン・灯油・潤滑油等)の精製および販売
:ガス・石炭の輸入および販売
:石油化学製品等の製造および販売
:電気・水素の供給
≪画像元:新明和工業≫
【配当利回り】約4.0%
【最低購入価格】約9.3万円
【特色・事業内容】
・ダンプ等の特装車首位。2020年2月に創業100周年を迎える。
:産機システム(自動電線処理機、環境システム、真空装置など)
:流体(流体関連製品(設備用水中ポンプ、水中ミキサ、ブロワなど)
:パーキングシステム(機械式駐車設備、航空旅客搭乗橋)
:航空機(飛行艇および民間航空機向けコンポーネント)
:特装車(ダンプ車、塵芥車など)および物流関連車両
≪画像元:コニカミノルタ≫
【配当利回り】約6.2%
【最低購入価格】約4.9万円
【特色・事業内容】
・複合機の中堅メーカー。液晶TACフィルム世界シェア3割
:デジタルワークプレイス事業(複合機及び関連消耗品)
:プロフェッショナルプリント事業(デジタル印刷システム・関連消耗品)
:ヘルスケア事業(画像診断システム(デジタルX線画像診断、超音波診断システム等)、遺伝子検査、プライマリケア関連サービス)
:インダストリー事業(計測機器等、ディスプレイに使用される機能性フィルム、産業用インクジェットヘッド、画像IoT及び映像関連機器など)
≪画像元:日本郵政≫
【配当利回り】約5.2%
【最低購入価格】約9.5万円
【特色・事業内容】
・日本郵政グループの持株会社。 金融サービス時価総額順位 53社中1位。
:日本郵便、ゆうちょ銀行、かんぽ生命
:グループの経営戦略策定
≪画像元:松井証券≫
【配当利回り】約4.9%
【最低購入価格】約8.1万円
【特色・事業内容】
:ネット専業の証券会社大手。インターネット証券に参入し大きく成長。
・金融商品取引法に基づく金融商品取引業(独立系)
≪画像元:九州電力≫
【配当利回り】約4.6%
【最低購入価格】約8.7万円
【特色・事業内容】
:九州全域へ電力供給。産業向け比率が高い。
・発電事業
・電気・ガス販売
≪画像元:安藤ハザマ≫
【配当利回り】約4.3%
【最低購入価格】約9.2万円
【特色・事業内容】
:他社のスーパーゼネコンよりも土木の受注比率が高い。安藤建設を13年に吸収合併。
・土木事業、建築事業など
≪画像元:三菱HCキャピタル≫
【配当利回り】約4.3%
【最低購入価格】約6万円
【特色・事業内容】
:三菱UFJグループの中核リース会社。日立キャピタルと2021年4月に統合。
・各種物件のリース
・各種物件の割賦販売
・各種ファイナンス業務等
配当利回りは、配当金額(年額)/株価で算出されます。
したがって、どちらかの数値が変動することで配当利回りも変化していきます。
「卵は一つのカゴに盛るな」の相場格言があるように、1つの配当利回りが高い銘柄に集中させないようにしましょう。
もし、業績悪化などで配当額が下がってしまうと、受け取ることができる配当金額が下がるだけでなく、含み損失も同時に抱えることになります。
いくつかの銘柄に分散させることも検討しましょう。
配当の権利を得るためには権利付き最終日までに当該株式を保有しておく必要があります。
3月末が権利確定日の銘柄の権利付き最終日は3月29日(火)となっています。
3月29日までにその銘柄を保有しておく必要があります。
なお、権利付き最終日の次の日は権利落ち日(※)といい、あくまで理論的ですが配当額に相当する分だけ、株価が安くなります。
(※)3月末が権利確定日の銘柄の権利落ち日は3月30日(水)
売却収入(キャピタルゲイン)とともに配当収入(インカムゲイン)も収益源として考えてみてはいかがでしょうか。(執筆者:CFP、FP技能士1級 岡田 佳久)
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