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自分で作った味噌は塩加減や麹の量などで自分好みの味にでき、添加物等が入らないため素人が作り方通りに作っても市販の味噌よりおいしく感じることが多いです。
作業も思いのほかシンプルで子どもでも手伝えるため食育にもなります。
手作り味噌のネックはずばりそのコストの高さです。
2.5㎏の味噌を作る場合、ネットで手作りキットを購入すると送料込みで3,000円以上、普通のスーパーで材料を買って作っても2,000円近くします。
普通に売ってある味噌は500gで300円程度、安いものだと100円くらいということもあるので、手作りの方が圧倒的にコストがかかります。
業務スーパーの材料をフル活用することで、市販と同じが少し安いくらいの値段で手作り味噌を作れます。
ここからは業務スーパーで買った手作り味噌の材料をご紹介していきます。
≪画像元:株式会社神戸物産≫
味噌の発酵のかなめとなる米麹です。
味噌作りにおいてもっとも値段が高い材料である米麹は、材料費の半分以上を占めます。
麹と大豆の比率はお好みですが、初心者の場合は大豆の2倍量の麹で作るとカビなどが発生しにくく失敗しにくいそうです。
麹はそもそもあまり売ってあるお店が少なく、売ってあった場合も200gで300円ほどというのが一般的ですので5倍量の1㎏が808円というのはこれまで見た中で最安でした。
乾燥米麹には板状のものもあるのですが、この商品は米1粒1粒がパラパラになったフレークタイプなので、ほぐす工程がいらず使いやすいのもうれしいところです。
前述の通り、大豆は麹の半分の量使うため、今回は使い切れるよう500gのものを購入しました。
業務スーパーの国産乾燥大豆には1㎏入りのものもあり、そちらは495円なので単価としてはこちらが1番安いです。他に使い道があるなら、1㎏入りのものを買うのがおすすめです。
乾燥大豆は国産のものだと普通のスーパーでは500g 400円前後で売られているため、200円台というのは圧倒的な安さです。
業務スーパーというと何となく中国産のイメージもあり、実際水煮の大豆などは中国産なのですが、国産の質の良い大豆も安く買えるのは驚きました。
味噌は麹と大豆、塩でできているので塩も購入しました。
塩についてはほとんどのご家庭で常備されているため、もちろん手持ちのものを使ってもいいのですが、味噌づくりには結構たくさんの量を使うので買い足しておいた方が安心といえます。
業務スーパーは一口に塩といっても様々な種類はあり、どれも底値レベルですが、味噌を作るのならこの一番安い「食塩」で十分です。1㎏78円でこのうち350gを使用します。
≪わが家の味噌≫
500gの大豆は茹でると1,200g弱になり、麹と塩を加えて、あわせて約2.5㎏の味噌を作れました。
かかった金額は1,183円です。
普通のスーパーなどで手作り味噌の材料を買った場合からすると半額近いのはもちろん、市販の味噌と比較した場合でもほぼ同程度の金額に収められました。
今回は手持ちの漬物容器で味噌を貯蔵し、密閉するために業務スーパーのラップをフル活用しました。
漬物容器や樽が無くても手作り味噌は大きめのジップ付き袋で貯蔵できます。
業務スーパーなら大きいサイズのジップ付き袋でも20枚入り160円程度と激安なので、そちらを活用するのもおすすめです。
なかなかお出かけが難しい昨今、味噌づくりは家族で楽しむイベントとしてぴったりです。
業務スーパーの材料ならお手頃価格で気軽に始められますので、チャレンジして節約につなげてください。(執筆者:岩崎 はるか)
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