育休時の情報断絶が生む、復職後の「あなた誰?私は誰?」状態 要因分解マップでひもとく、育休が“制約”になってしまう問題
出産や育児といったライフイベントを迎える人材が活躍する上で「制度の充実だけでは解決できない」という課題を抱える企業が増えています。「育休中は仕事の話をしないほうがよい」「復職後も、責任の重い仕事はさせない方がよい」などの組織の育休取得者に対するバイアスは当事者の意思とズレが生じてしまうこともあり、マミートラックが発生する要因ともなります。一方で、当事者は適切な教育機会も与えられないまま復職を迎え、復職前と同じ働き方が通用せず、本来であれば組織で活躍できる人材であっても自信を喪失してしまうことも。このように、組織の中に機会や環境がないと、制約があっても活躍したい・できる人材の活躍機会を奪うことになるのです。そんなギャップを解消するソリューションの一つとして、いま注目されているのが、育休期の「越境学習」。本記事では「育休×越境学習」をテーマに、組織開発のプロフェッショナルである沢渡あまね氏、多数企業での人材育成支援に携わってきたNOKIOOの小田木朝子氏の2名で90分語り尽くすセミナー「育休×越境学習! 育休を個人と組織の価値に変える、新発想の人材育成」の模様を公開します。