「霧の街」と言われるロンドン。どことなくおしゃれなイメージもありますが、実はロンドンの霧はかつて1万2,000もの人を殺したことがあるのです。正確に言えば、霧自体には害はありません。問題は、その霧が大気中にある物質をとらえてしまうことです。家庭の暖房などに石炭が使用されるようになるにつれ、霧は煙や化学物質と混ざり合い、より黒く濃くなっていきました。「スモッグ」と名付けられたその霧は、人体に重大な影響を及ぼしたのです。今回のYouTubeのサイエンス系動画チャンネル「SciShow」では、ロンドンの殺人霧の歴史について解説します。
情報提供元: ログミー
記事名:「 12,000人を殺したロンドンの黒い霧