米証券先物取引委員会(CFTC)が2日、シカゴ・オプション取引所(CBOE)のビットコイン先物の週報を発表した。12月11日の取引開始後、CFTCによって週報が発行されるのは7回目。1月30日時点でのファンドのポジションは、ロング(買い持ち)が895、ショート(売り持ち)が2974となった。ビットコイン先物のロングポジションはビットコイン価格が上昇した場合に利益を上げ、ショートポジションはビットコイン価格が下落した場合に利益を上げる。

30日時点のファンドポジションは、23日時点から一転してショートが3倍超の優勢となった。ショート2974は週報発行開始から最大の値で、次点は2017年12月26日の1138。一方でロングの895も2017年1月23日時点の1142に次ぐ値だ。1月23~30日のビットコイン価格は高値12040.30ドル、安値9777.42ドルと、概ね10000~12000ドル台で推移しており、23日時点から大きな反発を見せなかったことがファンドポジションの転換につながったと考えられる。一方で、ショート優勢とはなったものの、ロング・ショートポジション共に大きく増加しており、関心の高さが窺える。




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情報提供元: FISCO
記事名:「 ビットコイン先物週報【フィスコ・ビットコインニュース】