29日の中国本土市場は値下がり。主要指標の上海総合指数は、前日比34.29ポイント(1.32%)安の2567.44ポイントと反落した。上海A株指数も下落し、34.29ポイント(1.32%)安の2567.44で取引を終えた。

ほぼ全面安の展開。明日に公表される11月の製造業PMI(国家統計局などが集計・発表)や12月1日に開催される米中首脳会談を前に結果を見極めたいとするスタンスが強まった。

業種別ではセラミック、電子情報、メディアエンターテイメント、バイクが安い。セラミック関連では広東松発陶器(603268/SH)が3.2%、電子情報関連では中国聯通(600050/SH)が2.0%、メディア関連では上海新華伝媒(600825/SH)が10.1%、バイク関連では林海(600099/SH)が2.6%ずつ下落した。

外貨建てB株の相場も値下がり。上海B株指数が1.38ポイント(0.50%)安の278.11ポイント、深センB株指数が7.24ポイント(0.84%)安の858.99ポイントで終了した。

【亜州IR】



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情報提供元: FISCO
記事名:「 29日の中国本土市場概況:上海総合1.3%安、PMIなど指標発表控えて様子見ムード