*16:13JST 新興市場銘柄ダイジェスト:ACSLはストップ安、ソフトMAXがストップ高 <290a> Syns  1100  +90
大幅に5日ぶり反発。ヒューリック<3003>がSynspective株を9.95%(1108万9800株)保有していることが5%ルールに基づく大量保有報告書で明らかになり、買い材料視されている。報告義務発生日は6月25日で、保有目的は「純投資」。なお、変更報告書(短期大量譲渡)によると、ジャフコグループ<8595>が6月25日にヒューリックに単価950円(1日終値は1010円)で733万9800株を市場外で譲渡している。

<3671> ソフトMAX  400  +80
ストップ高を付け、年初来高値を更新している。6月30日の取引終了後、健康・医療データなどを取り扱うHEMILLIONS(東京都港区)及びソフトバンク<9434>と医療分野での生成AI技術の社会実装に向けた共同検討について基本合意書を締結したと開示し、引き続き買い材料視されている。医師の時間外労働を削減し、過重労働の改善を目指す。今後、研究成果の商用化及び社会実装に向け、モデル病院で概念実証を実施する予定としている。

<141a> トライアル  2358  -3
もみ合い。小売チェーンを運営する西友(東京都武蔵野市)の株式取得を1日付で完了したと発表している。これにより、西友はトライアルホールディングスの完全子会社となった。取得価額は3826億円(アドバイザリー費用等を含む)。西友の連結決算への組み入れは2026年6月期第1四半期からとなる。26年6月期業績予想については現在策定中であり、今後開示する予定としている。

<4893> ノイルイミューン  179  +15
一時ストップ高。山口県の「令和7年度やまぐち再生医療等実用化・産業化推進補助金事業」で、ノイルイミューン・バイオテックが応募した「次世代型免疫強化技術を搭載したCAR-T細胞療法による世界初固形腫瘍治療の社会実装及び研究開発広域連携拠点の形成」が事業採択されたと発表している。事業期間は最長3年間(2027年度まで)、補助上限は0.30億円/年。25年12月期の業績に与える影響は現在精査中としている。

<7694> いつも  670  +100
ストップ高。ショート動画プラットフォーム「TikTok」上で展開されるeコマースサービス「TikTok Shop」が日本で本格的に展開開始したことを受け、出店企業向け総合支援とソーシャルコマース特化クリエイター支援を組み合わせたワンストップサービスを提供すると発表している。出店支援や販売のサポートに加え、ライブ演出や購買導線設計をTikTok Shopに横展開する。また、TikTok Shopのパートナー資格をすべて取得したことも開示している。

<6232> ACSL  1187  -300
ストップ安。元代表取締役の鷲谷聡之氏が立場を個人的に悪用して2025年3月から一部業者との間で実態のない不適切な取引を行っていた事実が判明したとして、社外の専門家及び独立社外取締役で構成される特別調査委員会を設置すると発表している。金額の規模については精査中だが、現時点で過年度業績への影響は確認されていない。特別調査委は7月中旬を目途に最終報告書を提出する予定。 <ST>
情報提供元: FISCO
記事名:「 新興市場銘柄ダイジェスト:ACSLはストップ安、ソフトMAXがストップ高