同社グループにおいては、主力事業である学生マンション事業において、賃貸入居需要の集中する最繁忙期を迎えた。物件管理戸数は概ね順調に増加し(前年同期比4,322戸増 99,300戸)、入居率は前年に引き続き高水準を確保した(借上・自社所有物件99.9%、4月末時点)。同社は、都心・地方を問わず、需給バランスを見極めながら物件の新規開発を積極的に進めている。主な都心部の新規物件としては、複数の有名大学が位置する東京都文京区の「テラスカレッジ文京護国寺」や、早稲田大学徒歩圏内の「ブランシエスタ早稲田」、大阪城東部地区の再開発が進む森之宮エリアにおいて、2025年9月に開設される大阪公立大学新キャンパス周辺で運営を開始した「キャンパステラス大阪緑橋」及び「BlanCanvas大阪城公園」が挙げられる。地方では、主に国立大学を対象とした開発を進めており、山形県初の自社所有物件となる「学生会館 Uni E'meal 山形七日町」、同じく和歌山県初進出の「学生会館 Uni E'meal 和歌山大学前」、さらに香川県高松市において、四国旅客鉄道が初の学生マンション事業として取り組む「J.リヴェール高松駅西」の運営を2025年春より開始した。