中期経営計画の初年度である当第3四半期累計期間は、データハンドリングプラットフォームの最新版「RACCOON 2.7」をリリースし、操作性向上をはじめとする機能強化を実施した。また、「Update Seminar for Partners 2024」や「Japan IT Week 秋」への出展を通じて、パートナー企業や市場への認知拡大に取り組むとともに、販売促進およびサブスクリプション提案の強化を推進した。さらに、IT製品/SaaSレビューサイト「ITreview」では、ユーザーの声を反映した機能要望実装キャンペーンを実施するなど、ユーザー満足度向上を目指した取り組みを進めている。次に、ワークマネジメントプラットフォーム「Placul(プラカル)」は、無料で利用できるフリープランを新たに提供開始し、ユーザー層のさらなる拡大を図った。また、同社のカスタマーサポートサービスが、HDI格付けベンチマーク「クオリティ格付け」において最高評価となる三つ星を再び獲得し、サービス品質の高さが改めて評価された。「事業領域の拡大・開拓」を達成するための施策のひとつであるM&Aの実現として、WEELがグループインした。WEEL社は、生成AIに関する大手企業とのPoC開発案件や本開発案件を複数受注するとともに、案件受託体制の構築のため要員確保等を実施してきた。加えて、ウェビナーやイベントへの登壇により、営業推進および認知拡大を実施した。