1. 皮膚潰瘍治療薬「SR-0379」は2025年より追加の第3相臨床試験を開始予定 2022年に第3相臨床試験(01試験)を終えた皮膚潰瘍(褥瘡、糖尿病性潰瘍)を適応症とする「SR-0379」は、その後のデータ解析の結果から、有効性が確認された特定の患者(潰瘍サイズで36cm2未満)を対象に追加試験(02試験)を2025年より開始することになった。順調に進めば2028年にも上市が見込めることになる。高齢化社会の進展に伴い対象患者数の増加が見込まれるなか、「SR-0379」を使用することで早期の外科的処置が可能となり、患者のQOL(Quality of life)向上に貢献する治療薬として期待される。