ホテル・不動産事業の売上高は前年同期比24.8%減の4.85億円、セグメント利益は同99.7%減の0億円となった。社会・経済活動が一段と正常化し、観光等の国内旅行の需要も継続して回復傾向にあるが、ウクライナ情勢の長期化、エネルギー資源・原材料価格の高騰、円安の進行等もあり、依然として厳しい経営環境が続いている。このような状況を踏まえ、既存ホテルにおいては特別プランの実施を行うなど顧客満足度の向上に努めた。 2023年5月末まで神奈川県からの要請を受け、新型コロナウイルス感染症の軽症者の受け入れ施設として提供(一棟有償借上げ)していた厚木のホテルを「3S HOTEL ATSUGI」として2024年3月15日にリブランドオープンした。コンテナ運営では、各種施策を継続的に実施したことに加え、需要が増加しているバイクコンテナ等が高い稼働率を保っていることから順調に推移している。