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ファーマフーズのバイオメディカル部のアプロサイエンスグループは、大学や企業の研究者向けに、プロテオーム解析(生体内のタンパク質の網羅的分析)などの受託サービスを提供している。2022年6月に「Olink®Target」受託サービスを開始、2023年2月に「Olink®Flex」受託サービスを開始した。
Olink®Target及び Olink®Flexは、血清・血漿などから極めて微量のタンパク質の定量を行うことができる技術。
一方タカラバイオは、疾患原因やバイオマーカー探索を行う製薬企業や臨床研究者向けに、ゲノム解析などの各種受託サービスを提供し、2022年12月には「Olink®Explore」受託サービスを新たに開始した。Olink®Exploreは、次世代シーケンサー(NGS)と組み合わせることで、大量の幅広い濃度範囲のタンパク質(最大約3,000種)を一度に定量することが可能なサービス。
今回の提携により、タカラバイオの Olink®Exploreで幅広くデータを解析し、さらにファーマフーズのOlink®Target及びOlink®Flexで詳細に解析していくサービスが可能となり、顧客のニーズにワンストップで応えることができるようになるとしている。
「Olink®Explore」「Olink®Target」「Olink®Flex」は、スウェーデンに本社を置くオーリンクプロテオミクスが提供するプラットフォーム。
オーリンクが開発したPEA(Proximity Extension Assay)法は、タンパク質の発現値をリアルタイムPCRや次世代シーケンサーによってリードアウトする技術。
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