■会社概要

1. 会社概要
日本コンピュータ・ダイナミクス<4783>は50年以上の歴史を持つ独立系システム・インテグレータのパイオニアである。経営理念に「ユニークなソフトウェア技術により、明るい未来に貢献する。」を掲げ、IT関連のシステム開発事業(システム・インテグレーション)とサポート&サービス事業(サービス・インテグレーション)、及びITソリューションのノウハウを活用した無人駐輪場関連のパーキングシステム事業(パーキング・ソリューション)を展開し、トータル・ソリューション・プロバイダーとしての成長戦略を推進している。

2021年10月1日時点の同社の事業拠点は、本社(東京都品川区)、お台場オフィス(東京都江東区)、江東サービスセンター(東京都江東区)、福岡オフィス(福岡市博多区)、小倉オフィス(福岡県北九州市)、長崎オフィス(長崎県長崎市。第2MSC(マネージドサービスセンター)を含む)、及び五島オフィス(長崎県五島市)である。

グループは同社、及び子会社のNCDテクノロジー(株)、(株)ゼクシス、天津恩馳徳信息系統開発有限公司(NCD China)、NCDエスト(株)(2021年9月に矢野産業(株)が商号変更)、NCDプロス(株)(出資比率67%)で構成されている。NCDテクノロジーはシステム開発・サポート&サービスのIT関連事業、ゼクシスはパナソニック<6752>グループ向けを中心とするシステム開発・サポート&サービスのIT関連事業、NCD Chinaは中国におけるシステム開発事業、NCDエストは九州で駐輪場事業、NCDプロスは駐輪場管理・運営事業を行っている。なお有料職業紹介事業のEast Ambition(株)については、2021年6月29日付で全株式を譲渡して連結から除外した。

2022年3月期第2四半期末の総資産は10,651百万円、純資産は4,371百万円、資本金は438百万円、自己資本比率は40.7%、発行済株式数(自己株式728,932株含む)は8,800,000株である。

2. 沿革
1967年3月に設立してシステム開発事業を開始、1995年10月にサポート&サービス事業を開始、1997年10月にパーキングシステム事業を開始した。独立系システム・インテグレータのパイオニアで、2017年3月に創立50周年を迎えている。

株式上場関連では2000年9月に日本証券業協会に店頭登録(取引所の合併等に伴い、現 東証JASDAQに上場)した。

グループ企業関連では2000年11月に日本システムリサーチ(現NCDテクノロジー)を設立、2005年4月にNCD Chinaを設立、2007年12月にゼクシスを子会社化(2008年8月に完全子会社化)、2018年3月にNCDプロスを設立、2019年4月に矢野産業(2021年9月にNCDエストに商号変更)を子会社化した。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 水田雅展)


<NB>
情報提供元: FISCO
記事名:「 日ダイナミク Research Memo(2):50年以上の歴史を持つ独立系システム・インテグレータのパイオニア