エスプール<2471>は24日、青森県ならびに青森県弘前市と3者間で立地協定を締結し、隣接する複数の自治体業務を受託するシェアード型のBPOセンターを開設したと発表した。

BPOセンター開設の背景として、同社グループは、人口10万人以下の地方都市を中心にBPOセンターを開設し、アルバイトの採用支援に関する業務やEC事業者のカスタマーサポートなど、100社を超える企業のバックオフィス業務を受託していると説明。
センターの特徴は、複数の企業の共通業務をまとめて受託するシェアード型となっている点だという。

同社では、隣接する複数の自治体業務を一括で受託するシェアード型のBPOセンターの本格展開を図る方針だ。

今回は、2021年6月に締結した秋田県大仙市に続く3拠点目。「BPOセンターSAKURA」を開設するという。

同社によると、「BPOセンターSAKURA」は、さくら野百貨店弘前店1階への出店。業務開始は2021年9月1日を予定。同センターでは地元の主婦や若者を中心に最大50名の雇用を見込むとともに、弘前市におけるDXの推進、更には市の垣根を超えた効率的な広域行政アウトソーシングも期待できるとしている。


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情報提供元: FISCO
記事名:「 エスプール---青森県弘前市と立地協定を締結、広域自治体をカバーするシェアード型BPOセンター新設を発表