a) 障がい者雇用支援サービス 障がい者雇用支援サービスの売上高は前年同期比32.7%増の1,994百万円と大きく伸長し、営業利益も同85百万円増加の763百万円となった。緊急事態宣言の再発出に伴う諸手続きの遅れにより、行政連携案件(長久手ファーム)の開設時期が下期にずれ込んだため、販売区画数が474区画と当初計画(489区画)を若干下回ったものの、前年同期比では16.2%増となり半期ベースで過去最高を更新した。また、当第2四半期末の運営管理区画数は前年同期比28.8%増の4,267区画となり、障がい者雇用数で同28.8%増の2,133人、契約企業数で同74社増の355社と順調に拡大した。なお、第2四半期末の受注残は180区画と前年同期の192区画から若干減少しているが、引き合いは依然旺盛な状況が続いている。また、長久手ファームの開設遅延の影響は販売区画数で54区画となったが、これらは下期の売上に計上される予定となっている。
b) ロジスティクスアウトソーシングサービス ロジスティクスアウトソーシングサービスの売上高は前年同期比6.6%増の599百万円と増収となったものの、営業利益は同24百万円減少の47百万円にとどまった。減益要因は、EC通販発送代行業務において、一部低収益案件が発生し、生産性が低下したことが要因となっている。
c) 採用支援サービス 採用支援サービスの売上高は前年同期比22.9%増の342百万円、営業利益は同15百万円増加の54百万円と2ケタ増収増益となった。コロナ禍により、売上の約3割を占める飲食業界向けは低調だったものの、デリバリーサービス事業者やスーパーマーケット、ドラッグストア等の小売業界からの需要増加でカバーした格好となっている。顧客数も前期末から16社増加し115社となっている。応募受付数は前年同期比36.7%増の357千件となっており、受付回数当たりの売上単価が低下しているが、これは顧客構成の変化によるものとなっている。