三井金<5706>

2021年3月期業績予想の修正を発表。営業利益は385億円から470億円に上方修正している。コジャワシ銅鉱山の権益譲渡に伴う特別利益に加え、金属価格が想定を上回って推移していることに伴う在庫要因の好転や貴金属価格の上昇による触媒事業の好転などにより、前回予想を上回る見込み。今回で上方修正は3回目となる。株価は一目均衡表の雲の中での推移を続けており、強弱感が対立しやすいものの、雲下限を支持線としてのリバウンドに期待。


東洋水産<2875>

1月末の戻り高値5440円をピークにマドを空けての下落により調整基調が継続している。しかし、4600円を挟んだ狭いレンジ推移を続けているなか、足元では下値を切り上げてきており、25日線を突破している。5日、25日線との短期ゴールデンクロス示現により、5日線に沿ったリバウンドが意識される。ボトム水準からの浮上により、目先的には75日線辺りをターゲットとしたトレンド形成に期待したいところであろう。


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情報提供元: FISCO
記事名:「 三井金、東洋水産◆今日のフィスコ注目銘柄◆