日本電産<6594>は反発で年初来高値。前日に決算を発表、前3月期営業利益は1386億円で前期比16.9%減益、従来計画の1450億円を下振れた。構造改革費用の計上が上振れたことが背景であり、実質的には想定線をやや超過となっている。一方、今3月期は1750億円で同26.2%増益の見通し。市場予想を200億円近く下回る水準となっているが、売上見通しは市場予想よりも強く、保守的なガイダンスと受け止められる形に。本日の決算説明会での評価向上期待などが先行へ。


<US>

情報提供元: FISCO
記事名:「 日本電産---反発で年初来高値、決算下振れもネガティブな見方は強まらず