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大幅続伸。10日に公表済みの立会外分売を27日に実施すると発表、分売予定株式数は16万株、分売値段は1446円。社会的な認知度や信用力を高め、企業価値向上を図ることを目的に東証第1部への市場変更申請を行う準備を進めており、その形式要件の充足を図るため。事前公表時点では27-31日に実施するとしていた。今回、分売実施日が確定したことで需給悪化懸念の払拭を見越した向きが買いを入れているようだ。
<4592> サンバイオ 3620 +180
大幅続伸。19年1月期第2四半期累計営業損益を従来予想の23.05億円の赤字から16.15億円の赤字(前期実績21.49億円)に上方修正。大日本住友製薬<4506>と共同で行っている米国慢性期脳梗塞の臨床試験の開発協力金が計画より早期計上されるほか、研究開発・製造費用の下期計上、一部補助金の早期計上で赤字幅が縮小した。また、営業外収益として為替差益1.65億円を計上する。通期予想は据え置いた。
<6034> MRT 2196 +197
急反発。医療・介護・福祉業界の総合エージェントの CBホールディングス(東京都港区)と資本業務提携すると発表している。開業及び事業承継のほか、医療機関等の経営支援などで提携する。MRTはCBHD株500株(発行済株式総数の3.3%)を譲り受け、CBHDはMRT株49,000株(同0.9%)を取得する。CBHDはM&A支援、医師・薬剤師開業支援、採用支援などを手掛ける企業を傘下に持つ。
<4586> メドレック 915 +150
ストップ高比例配分。武田薬品工業<4502>と重点疾患領域におけるパイプラインに関して、メドレックス独自の経皮吸収技術を適用する技術ライセンス契約を締結したと発表。新たな経皮吸収製剤の創製を目指すもので、武田薬品は全世界で開発及び商業化の権利を持ち、メドレックスは技術移転などで臨床開発をサポートし、開発及び商業化の進捗に応じてマイルストンを受領するほか、販売額に応じたロイヤリティが支払われる。
<4707> キタック 384 +41
一時ストップ高。18年10月期第3四半期累計営業利益を前年同期比68.5%増の2.22億円と発表している。不動産賃貸等事業が低調だったが、防災・減災対策やインフラ老朽化対策の受注確保に努め、建設コンサルタント事業が順調に伸びたことから全体の利益が押し上げられた。通期予想は前期比7.8%増の2.24億円で据え置いたが、進捗率は既に99.1%に達しており、上方修正への期待が広がっている。
<6347> プラコー 101 +4
大幅反発。50万株(0.5億円)を上限に自社株買いを行うと発表している。発行済株式総数に対する割合は1.84%、取得期間は28日-10月31日。経営環境の変化に対応した機動的な資本政策の遂行を可能にするとともに、株主還元の強化及び資本効率の向上を図るため。なお、同社は10月1日に10株を1株に併合することから、同日以降は取得株式の総数50万株を5万株に読み替える。
<3491> GA TECH 10000 +890
急伸。18年10月期の売上高を従来予想の174.35億円から191.96億円(前期実績95.57億円)に引き上げている。知名度向上により中古不動産ポータルサービス「Renosy」新規会員数が当初見込みより増加し、販売件数の増加につながった。Renosy事業拡大の人件費を先行投資するため、営業利益などの見通しは据え置いた。ただ、今後の利益上振れが期待できるとの見方から買い人気を集めている。
<9272> ブティックス 3585 +310
急伸。中国の万芳(杭州)科技有限公司(万芳)並びに寧波叶同仁国際貿易有限公司(叶同仁)等との共同出資で中国に合弁会社を設立すると発表している。中国市場での介護関連商材の販売・普及が目的。合弁会社はブティックスの持分法適用関連会社となる。万芳を通じて中国有数のショッピングモール「万達広場」で店頭販売の協力を得られる予定。叶同仁は漢方薬を取り扱うドラッグストアを広く運営する企業の子会社。
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