メタップス<6172>は13日、子会社のMetaps Plus(本社:韓国ソウル)のInitial Coin Offering(ICO)に伴う会計処理について、追加決定事項を発表した。

同社子会社であるMetaps Plusは2017年11月にICOを実施し、仮想通貨(PLC)を発行。PLCの会計処理については、外部環境の変化を受け7月2日に監査法人より再検討が必要との提案をうけ協議の結果、同社及び同社の関係会社が発行した仮想通貨については、PLCの保有目的はトレーディング目的ではないと判断し、会計方針に従って無形資産として認識することとなった。

本会計処理については、2018年8月期第3四半期決算に反映している。従来第3四半期末において棚卸資産として計上されていたCoinRoomで保有するPLC 3.48億円を、無形資産ゼロ円として計上するとともに、PLC から発生していた評価益を取り崩し、売却益は繰延収益に振り替えている。

なお今後も、監査法人と再度協議があった場合等に、同社の会計処理が変更となる可能性があるが、引き続き今後の会計基準の動向を注視しながら、最善な経営判断が出来るよう努めていくとしている。



<SF>

情報提供元: FISCO
記事名:「 メタップス---自社発行仮想通貨の会計処理に関する追加決定事項を発表