■業績動向

1. 2018年6月期第2四半期累計業績の概要
スカラ<4845>の2018年6月期第2四半期累計の連結業績は、一時的な収益・費用を除いたNon-GAAP指標で見ると、売上収益が前年同期比10.7%増の5,854百万円、営業利益が同12.2%増の822百万円、税引前利益が同11.8%増の815百万円、親会社の所有者に帰属する四半期利益が同20.0%増の372百万円と2ケタ増収増益となった。ソフトブレーングループの業績が想定よりも若干下回ったものの、SaaS/ASP事業が好調に推移したほか、2017年8月より連結対象となったplubeが売上収益で225百万円、営業利益で26百万円の上乗せ要因となった。なお、前年同期のIFRSの業績には、ソフトブレーン株式の段階取得にかかる差益※2,633百万円が営業利益段階で含まれている。

※連結対象子会社となった時点での当該子会社の時価と株式取得原価の差額

(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)



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情報提供元: FISCO
記事名:「 スカラ Research Memo(5):2018年6月期第2四半期累計業績はNon-GAAP指標で増収増益を達成