以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家キムさん(ブログ「IPO初値予想ブログなら、キムさんのIPO投資日記」の著者)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。

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※2017年8月4日13時に執筆

UUUM<3990>が8月30日に上場します。
主力事業はYouTuberをサポートするクリエイターサポートサービスであり、所属チャンネルを調べてみると「はじめしゃちょー」や「Hikakin」などの有名YouTuberの名前があります。2017年6月30日時点における同社の専属クリエイターは178名、専属クリエイターとネットワーククリエイターを含めた所属チャンネルは4,526チャンネルになるそうです。


■UUUM<3990>簡単データ分析
上場予定日:8月30日
上場市場:東証マザーズ
業種:情報・通信業
想定価格:1,880円
仮条件:8月10日決定予定
公開株数:516,800株
オーバーアロットメント:77,500株
事業内容:YouTuberを中心とするクリエイターのマネジメント業務、クリエイターに関連するプロモーション提案やグッズ販売、動画コンテンツの制作等


同社の売上は順調に拡大しているように思います。
今期の売上や利益も前年度を超える見込みなので、IPOするタイミングも良いと思われます。また、IPOでは新規性が起爆剤となり予想外の初値高騰になることもあり、期待値は高いでしょう。

売上の仕組みに少し触れると、YouTube動画の再生により広告が表示されます。その広告を表示させることで広告収益をGoogleから得る構造です。また、広告主の商品やサービスを紹介することでプロモーション料を得るサービスも行っています。その他では、イベントを開催したり、グッズの販売、チャンネル運営やゲーム開発なども手掛けています。

株主面では、ベンチャーキャピタルによる出資があり、推定210万株(潜在株式を含めた発行済株式総数の約32.4%)の売り圧力があります。ロックアップは2017年11月27日までの90日間、解除倍率が公開価格の1.5倍以上となっています。

想定発行価格から吸収金額を算出してみると、オーバーアロットメントを含め約11.2億円になります。個人的に相当人気になると予想しているため、上場当日は初値付かずになる可能性が高いと思います。しかし、勢いが感じられる企業とはいえ、会社設立は2013年6月と非常に若く、このまま利益が伸び続けるとは考えにくい面もあります。

また、野村證券が主幹事を務めると顧客層からの初値売りは限定的だとみられているため、売り圧力がある水準まで小さいことが考えられます。

子どもの間でも将来の夢は「YouTuber」との答えが聞かれるほどメジャーになった職業だと思いますが、インターネットを使ったサービスが増えるなかで、同社の成長が今後どのように進むのか楽しみです。

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執筆者名:キムさん
ブログ名:IPO初値予想ブログなら、キムさんのIPO投資日記


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情報提供元: FISCO
記事名:「 【FISCOソーシャルレポーター】個人投資家キムさん:YouTuberをサポートするUUUMがIPO、どんな会社?