フィスコ<3807>が16日にリリースした「Scorobo for Fintech AI銘柄選択レポート」が、順調なスタートを切っている。同レポートは、テクノスジャパン<3666>の子会社テクノスデータサイエンス・エンジニアリング(TDSE)とフィスコによる、FinTech分野における業務提携の第一弾。TDSEの人工知能エンジンScorobo for Fintech Charged StockAnalysisLogic(以下、Scorobo for Fintech)β版(最新改良版)を装填したフィスコAIが、銘柄選択・相場予想等をしたもの。フィスコAIによるデータ解析から抽出された銘柄をフィスコのアナリストが取り上げ、コメントを執筆したレポートである。

今回のレポートは、AI、フィンテック、VR、アップル、有機EL、ZMP・自動運転、原油のテーマのうち、株価上昇期待(スコア)の高いAIより注目される銘柄を選別している。
レポートでは大きく5銘柄を取り上げているほか、そのテーマからスコア上位20銘柄を掲載している。

レポート発行後1週間が経過し、今回パフォーマンスを検証してみた。その結果、1月17日の寄付きをスタートとし、25日までの期間高値による上昇率をみると、以下のとおりとなった。ちなみに、この期間のTOPIXの上昇率は0.8%である。

<3655>ブレインパッド     18.1%
<6050>イー・ガーディアン   17.3%
<3773>アドバンスト・メディア 11.1%
<3744>サイオステクノロジー   5.2%
<3905>データセクション     0.5%

また、リスト内での銘柄では、<2468>フュートレックが+17.3%、<3914>JIG-SAWが+7.4%、<3776>ブロードバンドタワーが+7.2%、<4326>インテージホールディングスが+7.0%等となっている。

26日時点においても、ブレインパッド、イー・ガーディアン、アドバンスト・メディア、サイオステクノロジーは期間高値を更新しているほか、データセクションについても、緩やかなリバウンドをみせてきている。



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情報提供元: FISCO
記事名:「 【人工知能による銘柄選択の途中経過検証】AIの選定した銘柄群が予想を上回る順調なスタート