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イスラエル・イラン停戦合意で中東情勢の改善を期待した買いに、寄り付き後、上昇。トランプ政権によるイランの核開発施設攻撃で長期的な中東、世界の地政学的リスクが低下したとの楽観的見方が広がり、一段高となった。連邦準備制度理事会
(FRB)のパウエル議長は下院金融委での証言で、利下げを急がない姿勢を再表明したが、インフレの鈍化が継続し、労働市場が減速したら早期利下げの可能性にも言及。中東情勢の改善に連れた原油安でインフレ懸念も後退、金利安を好感し、相場は終日堅調に推移した。終盤にかけて上げ幅を拡大し、終了。本日の東証グロース市場250指数先物は、前営業日比3pt高の754ptからスタートした。米国株高を受けて、朝方は買われたものの、すぐに値を消し、マイナス圏で推移。売り一巡後は、25日移動平均線でのサポートの強さから買い優位に転じたほか、売り手の買い戻しも加わり、下げ幅を縮小。その後、日本株全体のハイテク株買いが投資家心理改善につながり、引けにかけて上げ幅を拡大。3日続伸となる753ptで取引を終了した。東証グロ-ス市場の主力株では、サンバイオ<4592>やジーエヌアイ<2160>などが上昇した。
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