*22:01JST 【市場反応】米・7月住宅着工件数/住宅建設許可件数、パンデミック来の低水準、ドル反落 米7月住宅着工件数は前月比―6.8%の123.8万戸と、6月132.9万戸から増加予想に反し減少し、パンデミックによる経済封鎖直後の2020年6月来で最低となった。7月住宅建設許可件数は前月比―4%の139.6万戸と、6月145.4万戸から予想以上に減少しやはり2020年6月来で最低。今後も住宅建設が低迷する可能性が示唆された。材料費や人件費の高止まり、ローン金利も高く需要も低迷していることが要因と見られる。

米国債相場は堅調。10年債利回りは3.87%まで低下した。ドル売りも強まり、ドル・円は148円10銭から147円63銭まで下落した。ユーロ・ドルは1.0985ドルから1.0992ドルへ上昇。ポンド・ドルは1.2914ドルまで上昇し、7月25日来の高値を更新した。

【経済指標】
・米・7月住宅着工件数:123.8万戸(予想:133.3万戸、6月:132.9万戸←135.3万戸)
・米・7月住宅建設許可件数:139.6万戸(予想:142.5万戸、6月:145.4万戸←144.6万戸)


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情報提供元: FISCO
記事名:「 【市場反応】米・7月住宅着工件数/住宅建設許可件数、パンデミック来の低水準、ドル反落