*13:36JST 米国株見通し:伸び悩みか、週末に向け調整売りも (13時30分現在)

S&P500先物      4,778.25(+4.25)
ナスダック100先物  16,779.25(+26.25)


米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は小幅高、NYダウ先物は40ドル高。長期金利は弱含み、本日の米株式市場は買い先行となりそうだ。


14日の主要3指数は6日続伸。中盤の失速も持ち直し、ダウは158ドル高の37248ドルと過去最高値を連日更新した。この日発表された小売売上高は予想外に堅調な内容となり、景気回復を好感した買いが先行。また、前日の連邦公開市場委員会(FOMC)での引き締め解除の政策方針で金利高は抑制され、ハイテクをはじめ幅広い買いが相場を支えた。ただ、欧州中銀や英中銀のタカ派姿勢を受け指数の一段の上昇は抑えられた。


本日は伸び悩みか。今週開催された連邦公開市場委員会(FOMC)でインフレ鎮静化により政策金利見通しは下方修正され、来年3月の利下げを期待した買いが入りやすい。今晩発表のNY連銀製造業景気指数や製造業・サービス業PMIは前回を下回ると予想され、緩和的な政策方針を後押しする材料になれば長期金利の低下により買いが強まりそうだ。ただ、前週末からの強気相場で、週末に向け利益確定や持ち高調整の売りが見込まれる。


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情報提供元: FISCO
記事名:「 米国株見通し:伸び悩みか、週末に向け調整売りも